安息日

 

ここのところ時差のある場所とのやりとり多く、朝なのか夜なのかわからない生活になっており、明日は朝から移動するから早起き、と少し緊張していたら、出発前の1時間、パリにいる人々とskype打ち合わせをすることになり、さらに早起きに…。6:30スタートだから、これを書いたら眠る努力。この際、ぐぐっと超朝型になろうかな、と考えたりして。

 

うまく軌道に乗せられたら、例えば日曜を無宗教だけど安息日にして、インプットもアウトプットもせず、ひたすら何もしない日にしようかな?お店も開いてないパリの日曜みたいに、強制的にのんびりさせられる感じの。と言ったら、近年パリも一部の商業エリアで日曜営業が法律で許可されたとかで、開いてるお店が増え、以前のようなのんびり感が失われつつあると教えてもらい、切ない気分に…。

 

何年か前に本郷の教会で観た「日曜日の人々」はドイツのサイレント映画で、素人を俳優として起用し、市井の人々のなんでもない1日のスケッチで、ピアノの生演奏も相まって素敵な映画の記憶として残っており、いつかまた観られたらいいな、と思っている1本。脚本にはビリー・ワイルダーが参加していた。ロメールのようなタッチも感じた。1930年、ナチスが台頭する直前の、ベルリンの平和な日曜日の人々。私の憧れの日曜日が映されていた。

 

 

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Mariko
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