Cinema memo : 3月
気がつけば3月。
「LA LA LAND」、映画館デートに、セブ(ライアン・ゴズリング)が、正装で来るのが素敵だったな。その後のシーンにはカジュアルより正装のほうがロマンティックで似合うということもあるのだろうけれど、映画への敬意を払う装い。
毎年ここからGW前まで記憶がない気がするけれど、3月、見逃せない上映たくさん。予定をどう立てていいのかわからなくなってきたので、ひとまずここにメモ。
3/6-18 アテネ・フランセでオリヴェイラ
去年ユーロスペースでかかった特集に、何本かプラスする形で巡回して東京に戻ってくる。ユーロスペース、常に満席だった。去年都合がつかず見逃したものを観たい。珍品映画が観たくて観たくてしょうがないよ!という方には「カニバイシュ」を強力おすすめいたします。
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/ol/oliveira2017.html
3/18-31 シネマヴェーラ渋谷でフレデリック・ワイズマン
私にとって最重要監督のひとり。時間と体力の許す限り観たい。前回の特集上映の時に買った、黄色いパンフレットのような冊子が今回も発売されるのであれば、とても充実した内容なのでおすすめいたします。
http://www.cinemavera.com/preview.php
3/4-10 東京藝術大学大学院映像研究科 映画専攻第11期生修了制作展
夜遅いスタートで、夜に弱いので難しいとは思うけれど、毎年気になっている。インディーズの監督で、この人は…!と思う人って、ここで学んでいる人が多くて。
http://geidai-film.jp/2017/01/982/
これだけでも盆と正月がいっぺんに的な盛りだくさんさがあるけれど、3月はなんといっても、3/11〜「牯嶺街少年殺人事件」のリバイバル、銀座のエルメスではアニエス・ヴァルダ。新作では3/3〜パク・チャヌク「お嬢さん」、3/31〜「ジャッキー」も映画館で観るつもりでチェック。
こう書いてみると、映画好きとして、夜に弱いというのはなかなか致命傷のように思えてくる…。