リュシュカ!

 

この週末は、シネマヴェーラでフレデリック・ワイズマンを2本観た。上映は来週も続き、もっと観たかったけれど何気に繁忙期、予定が合わない。今回の特集上映は「臨死」を観ることができたので、満足。

 

切り替えが早いタイプなので、ヴェーラを出た瞬間、心はワイズマンから4月のルビッチへスイッチ。

 

ラインナップ!

http://www.cinemavera.com/preview.php?no=188

 

スケジュールはこちら!1週間ごとにガラリと入れ替え。

http://www.cinemavera.com/schedule.php?id=188

 

2015年の特集上映で観た「山猫リュシュカ」との再会が待ち遠しい。リュシュカ!凶暴で可愛い女!1921年、ルビッチのドイツ時代に撮られたサイレント。なんとカットごとに違う形のフレーム?マスク?で囲う凝りに凝った映像(説明が難しいけれど、観ればわかる!)、最近グザヴィエ・ドランが「マイ・マザー」で正方形からスタンダードへ画角を広げる撮り方をしていたけれど、1921年のルビッチはもっと過激であった。前代未聞の視覚刺激に圧倒されながらも、物語はチャーミングなラブストーリーで大好きな映画に。しばらく、リュシュカを演じたポーラ・ネグリのことばかり考えて過ごした。

 

冷たい雨が降る日曜だけれど、リュシュカに再会する頃には、春の洋服も楽しめる気温になっているだろう。

 

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Mariko
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