Mica Levi
昨日の写真と見比べて、間違い探し!ではないけれども、桜の下で撮った写真は5枚。そのうち2枚、青いオーブ?のようなものが写っており、みぞみぞ。
銅像、鴎外記念館が見える場所にあり「舞姫」をモチーフにした「舞」という作品。日本まで追いかけてきたのに気持ちを無下にされた女の怨念が青い光を生み…と、ちょっと背筋が凍ったのだけれど、検索してみるとスピリチュアルなサイトがいくつもヒットし、オーブも色によって意味が異なり、青は幸せの兆しだとか…ふーん…良いものだと思い込むことにしよう。
今週は「ムーンライト」を観なければ。あと「牯嶺街少年殺人事件」も4/14(金)までだから週末に観るならラストチャンス。4時間あるので、おいそれと仕事の後に時間があれば…など悠長なことが言えない。それから「ジャッキー」も観られるかな。
「ジャッキー」、ナタリー・ポートマンも、いかにもジャッキー・スタイルな衣装もさることながら、音楽を一番楽しみにしており、オスカー作曲賞にもノミネートされたミカ・レヴィは、スカーレット・ヨハンソン主演「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」でも音楽を担当していて、あの映画を観てから時間も経った今、記憶を辿ってみると、映像や物語より音楽ばかり思い出され、むしろ音楽以外の部分は食べ終わった魚の、骨に付着した箸でとりきれなかった白身部分…ぐらいの存在感で、映画の記憶の骨格を、音楽がつくっている、耳が愚鈍な私にそこまで記憶させるなんざ、ほんま、やるね、ミカ!(ポンと肩に手を置く)。
特にこの「Death」という曲。ひょー!全裸のスカヨハが次々捕食していくシーンを思い出す。「全裸のスカーレット・ヨハンソン」なんて全世界が待望していたはずで、全裸より着衣のほうがエロティックな人だな、と私は思ったけれど、メロドラマのラブシーンでもなく、やたらドラマティックに撮ってくれるムード映画でもなく、好き嫌いがきっぱり分かれそうな前衛的な「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」でパッと脱いだスカーレット・ヨハンソンの全裸カードの切り方、まっこと粋な女である。