コンペ3本

 

台風がまた近づいているけれど、会場まで辿り着ければ、電車が止まらなければ屋内で映画を観るだけ。東京国際映画祭、去年から会場として追加されたEXシアター六本木、今日はそちらでコンペから3本を観た。コンペなのでプログラミングディレクターの矢田部さんがQ&A司会をされ、映画祭気分が本格化。映画祭中は毎日更新されるブログで(こちら)、お仕事の狂騒っぷりと何時に何のお弁当を食べたか、楽しみに読んでおります。

 

「グレイン」

http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=9

 

「アケラット」

http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=1

 

「さようなら、ニック」

http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=7

 

ディストピアSF好きなので「グレイン」期待通り。極力CGを使わずに、実在の現代の建物を使ってモノクロで近未来風に撮るSFが好きなので、冒頭の「街」のシーンがもう少し長ければより好み。内省的な映画を続けて観た後、「さようなら、ニック」のコメディタッチに救われる。観客賞に絡むのでは?

 

EXシアターは映画を観る設備としては中途半端に思うので、TOHOシネマズ六本木ヒルズで観る方が好きで、スクリーン7がコンペのメイン会場だった頃がちょっと恋しい。日比谷の映画館がリニューアルするけれど、来年はそちらに移動しないかしら…。

 

映画祭期間中は、とかく食事がおそろかになりがちだけれど、EXシアターすぐの中国飯店に遅めのランチに入ってみたら、とても良かった。ランチは1000円からあるけれど、接客も内装も完全に高級中華のそれなんである。こういう老舗高級中華ってアウトレイジっぽい人々がアウトレイジっぽい会話するのが似合いそうだわぁ。ポットで供される中国茶が美味しくて沁みた。

http://www.chuugokuhanten.com/store/roppongi.html

 

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Mariko
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