フィルメックス
東京フィルメックス開幕。オープニングの会場は日劇SCREEN1。日劇はなくなってしまうのよね。審査委員長は原一男監督。みなさんも審査員になったつもりでみなさんの人生をもって映画を観て、最終日に審査員が選んだ映画と意見が一致したかしなかったか、競ってみませんか、と挨拶された。
こちら
http://natalie.mu/eiga/news/257324
オープニング作品はシルヴィア・チャン監督「相愛相親」。監督としても女優としても素晴らしかったけれど、今日のファッションが素敵で細部まで観察してしまった。ベロアのエレガントなパーカ、プリーツスカート、薄手のタイツにショートブーツ。トレンド要素もたくさん入ってるのに、洋服に着られた感がなくて、ピッと伸びた背筋と余分な脂肪のない身体、快活なトークや表情にもぴったりで、スタイリストが用意したものかもしれないけれど、久しぶりにパーソナリティと装いが完璧に合っている人を見てうっとりした。その人に一番似合う服を着ているのを眺めるだけで、こんなに背筋の伸びる気分になるなんて、シルヴィア…偉大…。
映画の感想は明日書く予定。日劇を出てエレベーターを待っていると、観客としてこっそり観に来ただけなのに強引なファンにサインをねだられる西島秀俊に遭遇。映画館通いする人々から散々、目撃談を聞いていたけれど初めて遭遇したので、ツチノコを見つけた時ってこんな気分かなって気分を味わった。
映画祭の初日らしい1日であった。