最高殊勲喫茶店

 

今年、デザイナーあずささんに連れて行っていただいて知った有楽町の喫茶店・ストーン。2度しか行っていないけれどお気に入りの店2017にランクイン。その名に違わず石の存在感が強い。祇園の喫茶「石」も好きだし、無骨かつ繊細な石のルックスと喫茶の組み合わせ、フェミニンな内装の場所が苦手な私にとっては至高である。

 

 

食器やカトラリー、内装も甘さが排除されていてかっこいいの。外に出るとクリスマスだからって飾られたリースもシンプルで、センスいいってこういうことよなぁ…と見惚れたの図。頭がヒマな時のお気に入り妄想・川口浩とアフターファイブにデートするならどこ?案件、ストーン、ぴったりじゃない(自問)?背広にコート姿のイカした浩が、チェッ遅いんだよキミ、って奥から不機嫌そうに出てきそう…。

 

史上最高の浩映画「最高殊勲夫人」は1960年の映画、ストーンは入居する有楽町ビルヂング開業に合わせて1966年創業と、映画の方が年上なのであった。

 

 

この日、ストーンの窓際は白髪混じりの紳士淑女に占拠され、貸切宴会場のような親密さと熱気に溢れていた。繋がりが見えづらい団体だったけれど、年齢が同じゾーンと推察、同窓会の帰りでは?と結論。そして男子はさっさと切り上げ帰って行くけれど、女子は居座り傾向にある。女子はいくつになってもお喋り好きなんだなぁ。浩も生きていれば81歳、あんな感じだったのかなぁ…妄想…。

 

ストーンのある有楽町ビルヂング、気になりながらも未踏の映画館・スバル座が入っている。観たい映画がかかったら行こうと思っているけれど、なかなか観たい映画がかからない。スバル座で遂に映画を観て、帰りにストーンで珈琲のコース、来年こそはッと拳を固めておるところである。

 

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Mariko
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