近未来の賛美歌

 

目が覚めて最初に読んだニュースが、ヨハン・ヨハンソンの訃報を伝えるものだったので、とても哀しい気持ちで日曜を過ごした。日本橋で映画「メッセージ」を観た夜を忘れない。壁いっぱいがスクリーンの上映室に静かに映し出される墨絵のように美しく奇妙な言語。解読する人々。ヨハン・ヨハンソンの音楽。大音量で聴いた「Heptapod B」は、間違いなく2017年、映画館で耳にした最も美しい音楽だった。近未来の賛美歌みたい。

 

 

音楽に疎い私が、それでも音楽監督の名前だけで確実に観に行く、という重要人物は2人いて、ヨハン・ヨハンソンはその1人だった。もう1人、ミカ・レヴィ、どうか長生きしておくれよ…。