川口
年明けから世界情勢に新型ウィルス、ざわざわすること続き。毎年1月2月はびっくりするぐらいエネルギーが低く、日常の通常運転にふらふらしているところ、緊迫度が増してゆくニュースをこまめにチェックして対策を考えなきゃならないなんて、心がよれよれになる。
観たい映画があるけれど、不特定多数が密室に数時間集う映画館はどうしても躊躇してしまう。空いてるのかな。しばらくNetflixなど配信で楽しむことにするけれど「しばらく」っていつまで続くんだろう。ワクチンが開発されて普及するまで?
マスクをして近所を歩いていたら、不動産屋の前にこんな情報が。川口アパートメント!前の東京オリンピックの年に建てられた高級レジデンス。川口松太郎(作家/川口浩のパパ!)が創設したアパートメントで、もちろん川口浩もかつて住んでいたとのことで、浩ファンの私としては俄然興味があり、過去に何度か賃貸・売買どちらも物件情報をリサーチしたこともあった。外から建物を凝視したことはあるけれど、管理が厳重で部外者は出入りできない。東京には入りたくても入れない場所があるんだなぁ…と見上げる種類のロマンです。
リサーチして断念したのは、交通の便が私としては良くないこと(車移動や自宅で仕事する人なら問題なし)、立地と広さのわりに売買価格は高くないけれど管理費が高いこと、セントラルヒーティングやランドリールームなど設備が独特で(施工当時のアメリカ流を取り入れたのか、ランドリールームは『ローズマリーの赤ちゃん』的空間を妄想)時間の融通の効かない会社員には住みこなすのが難しそうなこと、等が理由だった。
東京には素敵なヴィンテージマンションがいくつもあるけれど、写真を見る限り川口アパートメントの共有部分のデザインが最も好みなので、いつか中に入る機会を得て実物を見てみたい。
↓こちらに共有部分の写真数点あり。室内を現代風にリノベーションしすぎるのはもったいないな…。
https://www.vintage-mansion.tokyo/detail/51983/
<最近のこと>
根津神社に毎月お参りし、月次花御札を授かる計画、2月は梅。世界中の無病息災を真剣にお祈りした。明るい気持ちで春を迎えられますように。