厄難祓除

 

ご無沙汰しております。感染者数が鰻登りで、いよいよ魔都という言葉が似合ってしまう様相の東京ですが、私は(今のところ)元気です。

 

緊急事態宣言解除以降、しかしワクチンも特効薬もない中で楽観的になる理由もないな、と行動の何をどこまで解除して良いものか判断がつかず、出社は電車が空いてる時間を選んで週2回、近所で外食数回、時間指定で予約して歩いて行ける博物館に2回、国立映画アーカイブで古い映画1本、新作映画を観るタイミングを伺っているうちに感染者数が増えてきたので映画館行き自粛解除は当面保留、という感じの生活です。

 

映画や動画を観ることについては、

・配信系はNetflixとamazon primeに登録。今のところは必要十分。

・映画館の割引特典を使うために日本映画テレビ技術協会の個人会員を数年間更新していたけれど、しばらく映画館通いが難しい状況は続くだろうと3月末で退会。

・通勤時間の音楽用だったSpotifyを通勤が減ったので解約し、Youtube Premiumに登録。広告を飛ばせるのは大変便利なもので、Youtubeを観る時間がぐんと増える。

などウィルス感染拡大がもたらした変化とはいえ、私の行動レベルにおいてもこれが時代の変わり目か…という気分。

 

 

<写真上>

根津神社、夏越しの大祓は中止。茅の輪は設置しておくから「各自自由にくぐってください」とお知らせがあって、「各自自由にくぐってください」って表現が面白いな、と思いながら自由にくぐったけれど、自由くぐりは今年だけで終わるといいなぁ。

<写真下>

不要不急の外出自粛の連休のお供。リアルな粽は作り手の引退により粽の絵の御札で代用されることになったそう。神社に行っても開運!などゆるふわではなく、自分と周囲が健康でいられますように、どうか!と祈るばかり。神頼みってこんな逼迫した時に生まれる感情なのか。ぐぬぬ…もう大仏建立するしかない!って昔の人が決めてあんな巨大なものを一生懸命作るに至った混沌を少し理解した。ペンギンラベルのボトルは引越し祝いにいただいた日本酒です。

 

TOHOシネマズでジブリ旧作がかかっていて贅沢でいいなぁ!と眺めながらも、行くのは難しい…でもあまり観ていないジブリを観る機会は欲しい…と区の図書館で調べて、DVDを借りることに。まず借りられた『耳をすませば』を連休中に観る予定。私が利用する館は(今のところ)無事だけれど、区内の別の図書館の職員の方が陽性確認されたそうで、そちらは休館になった。これが都民の日常にじわじわ迫りくる恐怖というものか。

 

 

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Mariko
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