R2-D2
5年前の札幌雪まつり、スター・ウォーズの雪像。家でかけるメガネを買い替えたい…家用だから安いのでいい…と思っていたところ、スター・ウォーズモデルのDMきた。
https://www.jins.com/jp/collabo/starwars/
ふむふむ…R2-D2モデルある!さりげなく裏側にR2-D2いる!スター・ウォーズで一番好きなキャラ、R2-D2なのでこれ欲しい。しかしよく見るとメンズだった。確実に大きいけれど私サイズに調節可能かなぁ…
https://www.jins.com/jp/item/MUF-24S-158_58.html
冷静に考える。それでは、素敵な週末を!
湯呑み
酷い暑さで、日中は外に出ると死に近づいてしまうから、街を歩くには夜が最適。鈍った身体を整えるべく根津と湯島の間あたりを歩いていたら、目に入ったもの。小津映画に登場する湯呑み。
近くに和食器フェア的な催しの張り紙もあったから、和食器屋なのかもしれない。何しろ夜だから店が閉まっており、謎は謎のまま。夜の街歩きは情報量が少なくて謎解きのよう。
この湯呑みは「東哉」という店のもので、京都が本店で、銀座にも店がある。小津安二郎は銀座の店の常連で、撮影の後、この店で人と待ち合わせて飲みに出かけたりしていたそう。
といった小津と「東哉」にまつわるエピソードは、10年以上前、愛読していた原田治さんのブログのポストで知った。
http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20061123
「東哉」はこちら
会えば小津の話をよくする友人とそのパートナーが、もし結婚するならお祝いにこの湯呑みを贈ろうと決めているけれど、結婚しないので「東哉」でまだ買い物をしたことはなく、眺めるだけ。
謎の店?の周りをぐるっと回ってみたら、小津の写真も貼ってあった。特に説明もなく。酷暑の夜の謎は深まる。
前売券
私がGolden Penguin Award 2017を捧げた『泳ぎすぎた夜』、前売が届いた。
http://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2017
おさかなキーホルダーの特典つき。映画の中に登場する絵。かわいい特典で嬉しいな。ヴィヴァルディ「春」が大音量で流れるシーンがあった。4月、あの「春」をまた大音量で聴けたら、いよいよ春の訪れを実感することでしょう。
4/14公開
そしてイメージフォーラムにも近代化の波到来。オンラインチケットシステムが導入されるらしい。嬉しいのだけれど、前売を買った場合、オンラインでは指定席確保できないから、どうしたらいいの。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/news/1541/
さよなら日劇:パンフレット
さよなら日劇、これで最後。楽しみにしていたパンフレット、大充実の内容。旧日劇で催されたショウの演目も、かかった映画のタイトルも全部網羅されている。編集の労力に平伏したくなる、資料価値の高さ。2018年始まって最も有意義な1000円の使い途。むしろ1000円っぽっちでいいんでしょうか…。
漠然と、日劇を特別な場所だと感じていた理由が全部載っていた。保存版である。誰かにあげるためにもう一冊買おうかな、と思ったけれど、帰りには完売していた。
最後のページにはスタンプを押すスペースがあったので、しっかり押してきました。ラストショウで最後に観たのは「ゴジラ(1984年)」、ロードショーで最後に観たのは「スターウォーズ 最後のジェダイ」、日劇らしい映画でさよならできた。
そして日比谷駅の改札前から、もう東京ミッドタウン日比谷のサインが見えた。出口から近い!こんなに近いなら家のDoor to 映画館、20分ぐらいで着きそう。
日劇のスピリットが継承されるというTOHOシネマズ日比谷は3月29日オープンだそう。1本めは何にしようかな。
さよなら日劇:ゴジラ(1984年)
さよなら日劇ラストショウについて、続き。
木曜あたりにのんびり東宝のサイトを眺めていたら、まだいくつか選択肢はあったものの、のんびりしているうちにあれよあれよと満席になり、選択肢が減った。「シン・ゴジラ」はチケットがあったけれど何度も観たからパスしたい。「ゴジラ(1954年)」は宝田明さん登壇もあり早々にソールドアウト。そうなると意地でもゴジラを観なければならない気になって消去法的に「ゴジラ(1984年)」を選択。観たことないけれど、どんな映画かな。
ロビーにはシン・ゴジラ氏。あなたのことはよく知ってるわよ…と語りかけながら場内へ。
ゴジラ(1984年)は田中健主演、夏木陽介、宅麻伸、沢口靖子などが出演。武田鉄矢も出てくる。首相役は小林桂樹。会議室のシーンが多いのはシン・ゴジラに共通するけれど、内閣総辞職ビームで全滅することもなく、首相はゴジラ鎮圧まで見届けていた。シン・ゴジラを見慣れた目には、1984年の特撮はとてもチープに思えたけれど、特撮について何も知らないので、公開当時には大変な技術だったのだろう。頻繁に登場するスーパーxが、古いSFに登場するUFOのような可愛さ。そしてシン・ゴジラに比べ、1984年のゴジラは、人間のエゴが生み出したゴジラによって人間が苦しめられ、ゴジラを倒すのも人間である、という苦々しいパラドクスに苦悩の表情を浮かべる登場人物が多くエモーショナルであった。核を巡って米ソの間に立たされるのも80年代っぽい。
そして沢口靖子。当時18歳の沢口靖子、可愛い!東宝の姫!お肌ピカピカ!だけれども、それ以上に表情のバリエーションが「緊迫した沢口靖子」「微笑む沢口靖子」「無表情な沢口靖子」の3パターンしかないことがもたらす沢口靖子の不気味な存在感が、ゴジラのそれより際立ってしまっている。その証拠に一晩寝て起きた現在、沢口靖子のことしか覚えていない。1984年のゴジラ、シン・ゴジラに比べお顔が普通というか、目がちょっと動物の子供みたいなつぶらさで迫力に欠けたせいもあったけれど、それにつけても沢口靖子。三原山の火口に落ちてゆくゴジラをヘリコプターから眺め、うっすら微笑みを浮かべる沢口靖子…で映画が終わってしまったせいか、なんだか昨日から沢口靖子のことばかり考えている。本人は右も左もわからず一生懸命なのでしょうが、30年以上経過すると怪演と呼ぶしかない演技だった。
入場時に記念にいただいたのは、ゴジラ(1984年)のフィルム。せっかくの機会に、まったく物語がわからなくてポカーンとしちゃうともったいないので、あらすじを簡単に予習して行った。ゴジラが数寄屋橋から有楽町マリオン(日劇が入っているビル)前を歩き、新幹線を弄んだ後、永田町を経由して新宿に向かう、と書かれていたので、まさに日劇ご当地映画、これを選んでよかった!と思っていたらフィルム、ちょうどその場面のもので記念度が増して嬉しい。スクリーンに映る1984年の数寄屋橋界隈は、東芝の電飾、NECの看板、2018年に観ると、東芝は息も絶え絶え、NECはリストラ、日劇は閉館するよ…万物流転、諸行無常なんである。
上映は35mmフィルム。途中、映写トラブルで一瞬ブラックアウトするフィルム上映ならではの体験。その間、場内がどよめいて拍手が起こっていたのが面白かった。バチバチ音のするフィルムで、日劇で最後にゴジラを観られたこと、きっと忘れません。
映画の中で、ゴジラは有楽町マリオンの壁を爪先で引っ掻いてガラスをいくつか割っていた。もっと破壊するのかな、と思えばそのまま通過して、JRの高架の前で停止し、新幹線をおもちゃのように弄んだ。
エンドロールの最後に万雷の拍手。興奮して外に出ると、有楽町マリオンは無傷、私も無事で、2月の空は青かった。有楽町マリオン、ゴジラと同じ、1984年にできた建物らしい。新築を破壊するのは忍びないって、窓ガラス程度の破壊にとどめ、さすがにゴジラも遠慮したのかな。
ドロイドたち
あまり俗世をうろついていないこの頃ながら、今日、日比谷駅の地下を歩いていたらスターウォーズのポスターが貼ってあったのでしばし凝視。考えてみれば聖地・日劇で観られるのも最後なのでは?できれば年内に、日劇で観ることとしたい。
私の楽しみといえば、ドロイドたちの活躍を観ることで、前作もひたすらBB-8が可愛いかった記憶が濃く残っており、物語を思い出せない。iPhoneケースがボロボロになったので買い換えることにして探してみたけれど、ドロイドものだと必ず3-CPOもセットでついてきてトリオ勢ぞろいというデザインばかり。3-CPOはさほど好きではない…R2-D2とBB-8は2頭身でお腹がずんぐりしてて可愛い(その可愛さポイントはペンギンと共通)。3-CPOには申し訳ないけれど彼抜きのデザインを探しに探し、R2-D2とBB-8が見つめ合っているものを執念で発見。
しばらくカードが入るレザーのケースを使っていたけれど、せっかくだからスターウォーズにウキウキしている間はドロイドケース復活させよう。
イギリスでのプレミアで王子たちにお辞儀するBB-8、今週観たあらゆる写真の中で可愛い大賞を贈りたい。
https://www.cinematoday.jp/news/N0096904
今日の買い物
今日の買い物。夜、髪を切ってもらっている間、発売されたと情報が流れてきたので、即購入しましたよ、若尾文子LINEスタンプ。角川シネマ新宿での大映女優祭開催記念とのこと。120円也。
https://store.line.me/stickershop/product/1749975
「大好き!」は「最高殊勲夫人」での、川口浩に向かってのセリフかと思われる。「最高殊勲夫人」の浩には、誰だって「大好き!」って言いたいよねぇ?!あれはすべての女性の浩!大好き!を代表した渾身の「大好き!」ですよ。
大映女優祭。ここでかかっているうち、観たい映画はだいたい観てしまっているのだけれど、
http://cinemakadokawa.jp/daiei75-joyu/
関連企画?神保町シアターでも「女優で観る<大映>文芸映画の世界」特集を開催中と知りました。本当、東京っていくつ身体があっても足りない…。師走のバタバタゆえ観られるか不明だけれど、私の好きな「美貌に罪あり」かかる!
http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/daieijoyu2.html
あと、若尾文子は出ていないけれど、清水宏「霧の音」、観てみたいわぁ。浪花千栄子!
ここまで書いてハッとしたけれど、私のLINE、主に仕事の連絡用でしか使っていないのだった。説明が面倒そうなスタンプはさすがに送れないので、普段はSuicaのペンギンスタンプを多用している。若尾文子スタンプ、どうしたらいいの…。
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