本日開館
Cinema Studio 28 Tokyoは、
インターネットを漂う、
東京にあるらしい、
あるかもしれない映画館
映画の121歳のお誕生日、12月28日、東京時間21:00、Cinema Studio 28 Tokyoオープンしました。
映画にまつわるwebサイト、webマガジンと説明するのが簡単だけど、小さな映画館を作ったつもり。映画館は映画がかかること以外に、「映画好きが集まる場所でもある」と意味づけ、映画を愛する人々が集まり、それぞれの視点から、好きな映画についておしゃべりする場所を、小さな映画館を守るように続けていきます。
開館のご挨拶をしておりますので、東京タワー上空の、黄色い小さなドアからどうぞお入りくださいませ。(Cinema on the planet 001 about”Cinema Studio 28″)
メンバーを紹介します。
デザインは、川畑あずささん。
私の本棚に何年も残る、中身はもうすっかり読んでしまっても佇まいが気に入って手元に残り続けている本が、ある1人のデザイナーが手がけたものであることに気づき、ファッションから絵本まで手がけるジャンルの広さ、また映画好きの気配がすることにも惹かれて、面識はないながら、お願いのメールを書きました。
頭の中にあるだけの、ふわふわもやもやした形のないCinema Studio 28 Tokyoについて長い会話を交わし、webデザインのあれこれもあっという間に理解いただき、言語化できないニュアンスもすっかり汲み取って、素敵な映画館を建ててくださいました。ここ数日の私といえば、リロードするたびに徐々に映画館が完成していくのを、ポカーンと指をくわえて「匠の技…あずさマジック…!」と眺めていただけです。
Los Angeles支部・日英翻訳は、りえこさん。
私が書くものを遠くで長らく読んでくださっていたりえこさんが、パリに旅行される際、いつか私が書いたモンマルトルのCinema Studio 28に行ってみたい、と連絡をくださったのがやりとりの始まりと記憶しています。今回、改めて写真を探してみて、私の撮った上映室内部の写真がピンボケで、その1枚はりえこさんが撮られたものをお借りしました。パリのCinema Studio 28が引き寄せた縁が、時間を経て、新たな形を結んだことに、この世の不思議を感じているところ。
映画館は誰にでも開かれた場所だから、世界中の人に遊びに来てもらいたいと思い、Cinema Studio 28 Tokyoは日英2カ国語で更新することを決め(私の日記以外…)、りえこさんには日英翻訳を担当いただきます。お仕事の後や休日、ハリウッドやLos Angelesのあちこちまで車を飛ばして映画を観に行く日々を送られていることもあり、アメリカの映画館、映画まわりのこと、これからたくさん紹介していただきます。
記事は不定期更新ですが、日記はdiaryページで毎日書きますので、どうぞ遊びにいらしてください。これから魅惑の!執筆陣が登場しますので、どうぞお楽しみに…!