【本日更新】Golden Penguin Award 2023
本日更新しました。
Cinema Studio 28 Tokyoは謹んで、Golden Penguin Award 2023を発表します!
Golden Penguin Award とは執筆陣・スタッフが2023年に観た映画のうち、「最も印象に残っている映画」を1本選び、それぞれのGolden Penguinを捧げ発表する賞のこと。2023年に撮った映画にまつわる写真を添えました。
コロナ禍を経てみんながそろりそろりと外に出た2023年。皆さんの文章を読んでも、飛行機の中で映画を観ていたり、遠くから移動して東京で私と会ってお喋りした人が参加してくれたり、「移動」が日常に戻ってきたな、と実感しました。
観た場所も、選んだ1本もバラバラの28らしいAward。暖かい場所で、あなたの2023年を振り返りながらお楽しみいただければ幸いです。
https://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2023
Golden Penguin Award、積み重ねることによって書く人にも読む人にも編集する私にも、意味深いAwardになるかも?と思って始めたのですが、実際そうなってきたな、と思っています。遡って読むと閉館した映画館の写真もあったりして、胸がギュッと鳴りました。
https://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward
最近、化石みたいに古いMacBookを処分すべく最後にデータを整理したら、デザイン担当・川畑あずささんにGolden Penguin Awardのデザインを依頼する際、イメージ共有用に作った資料が出てきたのですが、
「金馬賞(中華圏)、金熊賞(ベルリン国際映画祭)と、映画賞ではさまざまな金の動物が頑張って働いており、ペンギンも働くべきです」って真顔でペンギンに労働を促している過去の自分がいて笑いました。「ペンギン 賞」「ペンギン トロフィー」などでたくさん検索して、この資料作ってるとき最高に楽しかったです。
【本日更新】Golden Penguin Award 2022
本日更新しました。
Cinema Studio 28 Tokyoは謹んで、Golden Penguin Award 2022を発表します!
Golden Penguin Award とは執筆陣・スタッフが2022年に観た映画のうち、「最も印象に残っている映画」を1本選び、それぞれのGolden Penguinを捧げ発表する賞のこと。2022年に撮った映画にまつわる写真を添えました。
かつての日常に戻ったようで戻っていない曖昧に長引くコロナ禍、戦争、事件、疲れる心…現実世界のほうが映画より映画的で、映画には終わりがあるけれど、日常は続いていくね…という気分だった2022年。皆さんの文章の中にそんな世相が滲んだり、現実から離れるために映画館に向かったり。
観た場所も、選んだ1本もバラバラの28らしいAward。東京は冷凍庫の中みたいに極寒ですが、暖かい場所で、あなたの2022年を振り返りながらお楽しみいただければ幸いです。
http://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2022
Golden Penguin Award、積み重ねることによってきっと興味深いAwardになると当初から思っていました。過去のアーカイブはこちら。自分が書いたものでも、なんだか他人の人生みたい。
https://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward
【本日更新】Golden Penguin Award 2021
本日更新しました。
Cinema Studio 28 Tokyoは謹んで、Golden Penguin Award 2021を発表します!
Golden Penguin Award とは執筆陣・スタッフが2021年に観た映画のうち、「最も印象に残っている映画」を1本選び、それぞれのGolden Penguinを捧げ発表する賞のこと。2021年に撮った映画にまつわる写真を添えました。
終わりの見えないパンデミック、未知のワクチン接種、東京オリンピック…。現実世界のほうがよほど映画的だった2021年。映画を観る気分じゃなかった人も、やっぱり束の間の映画の時間が楽しかった人も。皆さんの文章の隙間に、なんとく苛立ちや哀しみが滲んで、それぞれの場所でのそれぞれの日常に想いを馳せました。
観た場所も、選んだ1本もバラバラの28らしいAward、安全な場所で、あなたの2021年を振り返りながらお楽しみいただければ幸いです。
http://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2021
【本日更新】Golden Penguin Award 2019
本日更新しました。
Cinema Studio 28 Tokyoは謹んで、Golden Penguin Award 2019を発表します!
Golden Penguin Awardとは、執筆陣、スタッフが2019年に観た映画のうち、「最も印象に残っている映画」を1本選び、それぞれのGolden Penguinを捧げ発表する賞のこと。2019年に撮った映画にまつわる写真を添えていただきました。
新年早々、世界が一変してウィルスの恐怖ひしめく場所になってしまい、お屠蘇気分など遠い昔という気分でおりますが、映画館が閉鎖された中国ではTikTokを運営するIT企業がお正月映画を100億円で買収し、外に出られない人々のためにアプリで無料上映したそうです。
映画館って案外あっけなく閉館してしまう儚い存在だから、Golden Penguin Awardでは、選んだ映画を「観た場所」も記録しているのですが、あっという間に「え?まだ映画を映画館で観てるの?」なんて世界になるのかな。
観た場所も、映画の傾向もバラバラの、28らしいアワードになりました。
あたたかい飲み物を準備して、のんびりお楽しみいただければ幸いです。
2020年もマスク、手洗いに注意して、どんな場所でも映画を楽しみましょう!
GP女優賞
昨日更新したGolden Penguin Award 2018、
https://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2018
私のGolden Penguinは『寝ても覚めても』に捧げたけれど、ではヒロイン・朝子が女優賞かとそうでもない。自分に似ているから同族嫌悪のような気持ちも多少はある。Golden Penguin Award 2018 女優賞部門があるならば、『きみの鳥はうたえる』の佐知子に捧げたい。
男性ふたり、「僕」も静雄も、ふたりを演じた俳優も素晴らしかったけれど、『きみの鳥はうたえる』は私にとって、なによりも佐知子を演じた石橋静河の映画だった。日々連絡をとりあって絶対に忘れないと心に刻んだはずだったのに、今となっては連絡先も失くした、友達であれ恋人であれ、誰にでもいるはずのそんな存在の化身が佐知子だった。
踊る佐知子も歌う佐知子も魅力的だったけれど、タイトルの見えない分厚い本をひとり喫茶店で読み耽る佐知子がとりわけ素敵だった。本が好きだから書店員になったのかな、と背景を想像させるシーンだったけれど、佐知子が本について語る場面はなかったと思う。
初めて行った真冬の函館を歩きながら、この街の夏はあっという間に終わるんだろうな、と思った。長い冬を佐知子はどんなふうに誰と過ごしてきたんだろう。『きみの鳥をうたえる』を観ている間、「僕」でも静雄でもない誰かの視点から、私は佐知子を好きだった。目が離せなかった。
【本日更新】Golden Penguin Award 2018
本日更新しました。
Cinema Studio 28 Tokyoは謹んで、Golden Penguin Award 2018を発表します!
Golden Penguin Awardとは、執筆陣、スタッフが2018年に観た映画のうち、「最も印象に残っている映画」を1本選び、それぞれのGolden Penguinを捧げ発表する賞のこと。2018年に撮った映画にまつわる写真を添えていただきました。
Netflix製作・配信の話題の作品『ROMA/ローマ』を、カンヌはノミネートせず、ヴェネチアは賞を与え、オスカーは最多部門にノミネート。映画に接する手段が増えた現在、何を「映画」とみなすか、その基準もさまざま。
「映画」とは何か?を決めることは同時に、何を「映画」と呼ばないか?も決めてしまうことに違和感があり、Cinema Studio 28 Tokyoでは映画館で観た映画に限らずDVD、Netflix等の配信、飛行機の中やテレビ放映で観た映画もすべて「映画」と考えています。
あたたかい飲み物を準備して、のんびりお楽しみいただければ幸いです。
2019年も、素晴らしい映画との出会いがありますように。
【本日更新】Cinema on the planet 008 なら国際映画祭
本日更新しました。
映画にまつわる場所を巡るリレー連載「Cinema on the planet」第8回は奈良出身の私が案内する「なら国際映画祭」。2年に1度開催される映画祭、この秋に第5回が開催されますが、前回(2016年)参加した時の記録です。
奈良で撮影された映画を観るといつも、あんなに何もない場所でも映画って生まれるんだなぁ…と考えます。そしてその後、いやいや、あんなに特徴のある場所なんて滅多にない、映画にぴったりじゃないか、と真逆のことを考えます。やっぱり好き、やっぱり嫌いが地層のように降り積もったふるさとへの「適度な距離感」なんて永遠に掴めないのかもしれません。
たくさんの鹿、たくさんの映画の隙間に子供の頃から通ったお好み焼き屋も登場します。読み終わって、なんだか奈良っていいところなんだな、と思っていただけるなら、やっぱり少し誇らしい気持ちになるのだと思います。奈良人として。
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