EDIT TOKYO

 

岡田秀則さんの著書「映画という《物体X》」、ちょこちょこ読んでいるけれど、読み進まない。内容はもちろんのこと、表現がいちいち無駄なくピタッと決まっていて、はー!かっこいい文章!って痺れ→静止→回復を待ち→読書に戻るの繰り返し。

 

しかし刊行記念トークの相手が都築響一さんとあっては、読了していないことなんて、行かない理由にはならない。

 

場所はソニービル6階。ビルが閉館するまで、5ヶ月だけ営業する本屋。

http://www.edit-tokyo.com/

 

岡田さんがPCに貯めているらしい諸国様々な個性の映画ポスター、都築響一さんが訪れたパリの35mm上映成人映画館の思い出…など、お二人が脚と目で集めた知らない情報ばかり。

 

経験値も知識量も相当なはずなのに、語り口がさっぱりと粘っこくないのは、自分がまだ知らないところに一番面白いものがあるはずって信じてそうだからなのかな。面白画像を見せ合ってはしゃいでる学校の休憩時間みたいで、こんなトークなら永遠に聞いていられる。

 

手帳にあれこれメモしたので、そのうち書くかもしれません。

 

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