ロメール特集
昨年に引き続き、明日から角川シネマ有楽町でロメール特集。四季の物語は度々劇場にかかるし、去年の特集で再見したものはまだ記憶の遠くない場所にあるので、しばらく観ていないものを観ようと思う。「愛の昼下がり」「クレールの膝」あたり。
2010年1月にロメールが亡くなり、3月にユーロスペースで追悼上映があった。引っ越しと重なり、内見→ロメール→契約→ロメール→引越見積り→ロメール→梱包→ロメール→引越し→ロメール→荷解き→ロメール→区役所→ロメール…と、引越しのあらゆるステップの隙間にロメールがあった。前の部屋から最後に向かった映画館も、新しい部屋から最初に向かった映画館もユーロスペースだった。グーグルカレンダーをテトリスのように朝から晩まで隙間なく埋めながら、引越しもロメールマラソンも無事完走した時は妙な達成感があった。
その時ぶり…となると、もう7年も経つのね。「愛の昼下がり」は特に、あまりピンとこなかった映画だけれど、7年経った自分にはピンとくるかしら。
http://mermaidfilms.co.jp/rohmer2017/
そうそう、去年の特集で買ったトートバッグ、すべての映画トートがこれほどしっかりした素材で使いやすければいいのに…と願うほど優秀だった。今年の特集でもトートがあるようだから、手に入れなければ。