膝が主役

 

肌寒い梅雨の夜空をくぐって映画館に辿り着くと、アルメンドロスの切り取った1970年、アヌシーの水辺と陽光。ロメールの別の映画の最後のセリフのように「la vie est belle!!」って小さく叫びたくなった。人生は美しい!

 

ロメール特集に遅ればせながら参戦。

http://mermaidfilms.co.jp/rohmer2017/

 

ずいぶん細部を忘れていた「クレールの膝」を観たら、想像以上に膝が主役の映画で、あらすじを端折って伝えると「美少女・クレールの膝に触りたくてしょうがない男の物語」(ずいぶん端折ったね!)。撮影のせいか脚本が上手いのか観ているうちにクレールの膝に触りたくて触りたくてムズムズしてくるの。よく見つけたね、あんな膝、と唸るナイス膝キャスティング。ロメールもさぞかし、膝…膝…って血眼になって探したのでしょうね!

 

もう何度も観たから今回はもういいよなど、そろそろ言ってもいいほどのロメールだけれど、観てみるとやはり見飽きない。まだまだ観たい。

 

 

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Mariko
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