最終日
山形最終日。曇天の初日以外は見事な秋晴れで気持ち良い滞在。街っ子気質なので、あまりに何もない場所に行くと過ごし方がわからなくてオロオロするけれど、山形、都会の便利さと地方都市の個性が混じり合う、過ごしやすい街だった。映画館も本屋もあるし、コンビニもたくさん。頻繁に行くわけじゃないけれど、コンビニが目に入る場所に何軒か確認できると、いざとなれば行けるから安心感が違うのよ…。
最終日は映画選びに迷いながら、せっかくなので東北特集にすることにして、朝からコンペで1本。南三陸で撮られたドキュメンタリー。
https://www.yidff.jp/2017/ic/17ic14.html
それから、「やまがたと映画」の特集で、かつて酒田市にあり、淀川長治氏が「世界一の映画館」と呼んだグリーンハウスの証言集を。
https://www.yidff.jp/2017/program/17p8.html
地酒はその土地で飲むのが一番美味しいのと同じで、せっかく遠くに観に来たのだからその土地の映画を観るがよろし、と台北で台湾映画を観てしみじみ思ったけれど、今日の東北映画特集、我ながら最高の組み合わせだった。ホクホク。最後の会場が山形美術館で、広々とした公園の中にあり、ロダンの彫刻あるロビーで上映待ち。運営もスムーズで、会場間の移動も100円のコミュニティバスを活用できたり、映画にのんびり集中できる環境が整えられていて、リピーターが多いのも納得の素敵な映画祭だった。また2年後に再訪できたら嬉しい。
今日の走り書きメモ。