様式ミックス

 

「牯嶺街少年殺人事件」にも登場する台北にある中山堂という建造物。

 

原稿を書くためにあれこれリサーチしてみたら、西洋、日本、中華の様式がミックスし、台湾の素材で作られた、けれど設計は日本人による、もうなんというか台湾そのもののような建造物だった。同時に「牯嶺街少年殺人事件」そのもののような建造物とも言える。興味のある場所でも、あまり下調べせずにホテホテと行ってしまうので、詳しい情報は後から知ることが多いけれど、知っているから見るのと、何も知らずに見てから知るのと、自分には果たしてどういう順番が良いのだろうか。

 

建築もさることながら、中山堂公園に生い茂る緑の放つムード、ああ、南に来たなぁ…と思ったのだった。

 

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Mariko
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