今年観た映画
初冬の資生堂パーラー、頬を指す寒さにピリッと輝くネオン。
映画祭シーズンも過ぎ、28の企画のために今年観た映画を振り返る。観た映画をメモしていないけれど(手帳を辿ればリスト化できるはず…)、近年稀にみる鑑賞本数の少なさだったはず。その理由は、映画のサイトを運営するために映画を観る時間が削られる、というなんとも言えないパラドクスがあったにせよ、限られた時間、渾身の選択の結果、選んだ1本だからこその満足度の高さもあった。
しかし、年を重ねたせいなのか何なのか、重苦しい映画って年々、受け付けなくなってくるのね。自我を静かに見つめるような映画より、よくできたフィクションに救われる瞬間がたくさんあった。と言っても、まだ12月は始まったばかり。
気がつけば「グッドタイム」を逃していた。もはや栃木と沖縄でしかかかっていない。どうすればいいの…。
http://www.finefilms.co.jp/goodtime/