BABY DRIVER
観た映画をちゃんと記録する2018年。ずいぶん前だけれど、ギンレイホールで観た『ベイビー・ドライバー』。
映画について前知識はなかったけれど、エドガー・ライトという監督名、知ってる気がするなぁ…と記憶をたどってみると『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』の監督だった!なんだかものすごいタイトルだけれど、あの映画面白かった!と俄然楽しみに。
http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/babydriver/
天才的ドライビング・センスが買われ、強盗団の“逃がし屋”として働くベイビー。音楽を聴くことで、その才能が覚醒し、クレイジーなドライバーとして活躍してきたが、ウエイトレスのデボラと恋に落ちると… 幅広い年代から選ばれた楽曲と映像が完全にシンクロする爽快カー・アクション!
そうなの、そうなの。音とカメラワークと演技、緻密に全部シンクロしてるって事実に、最初は面食らってちょっと気恥ずかしくなったんだけれど、慣れるとリズムが気持ちよくて踊りながら観たくなった。映画館で、できれば爆音で観るべき1本。
音楽のことばかり語りたくなるけれども、とても褒められた仕事なんてもんじゃないいかがわしい仕事に就くベイビーが、ちょこちょこ登場する「この子はいろんな事情で今こんな仕事してるけどナ、ほんまはめっちゃ心根の優しい子なんやで」エピソードがラストで畳み掛けられる見事さこそ、鑑賞後の多幸感の素だったと思う。もはや保護者の気分で鑑賞。