amazon prime video

 

定期的に通過する東大本郷キャンパス、鬱蒼と茂る暗い緑にポストの赤が映えて、毎度ハッとする。

 

体調が優れない数日だったので、家に帰ると早々に寝る支度をしてベッドでうだうだした。活用しているようでしていないamazon prime video、何か映画、追加されたかな?とチェックしてみると、テレビ放映されたものを録画したまま未見だった『帝一の國』があるではありませんか。二晩に分けて観た。

 

http://www.teiichi.jp/

 

最高!めちゃくちゃ面白い!日本一の名門男子校の生徒会長選挙のお話。漫画を読む習慣が皆無なので、原作のことはさっぱり知らないけれど、映画のつくりも完全に漫画調。キラ星のような若手俳優にそれぞれ強めのキャラクターが割り振られており、キャストがみんなハマってる。生徒会長選挙の結果がすなわち、将来の総理の座まで決定づけてしまう世界で、それぞれの父親のキャラクターがそのまま息子にも引き継がれているのも面白い。菅田将暉の父親は吉田鋼太郎が演じており、『おっさんずラブ』を観た目には、部長!何してるんですか!と思ったけれど。冷静な戦術家の千葉雄大、こんな秘書が欲しい!の志尊淳、それから竹内涼真が見た目に似合った、こんな男は漫画の中にしかいないでしょう?というキャラクターにしっかり血肉を与えていて素晴らしかった。字幕も読みたくないし、何も考えずに面白いものを観たい、という気分の時に俄然おすすめです。

 

それからamazon prime video、有料ながら『牯嶺街少年殺人事件』も観られる!どんなに好きな映画でも、DVDやブルーレイの所有にはさっぱり興味がないので、便利でありがたいことです。

 

 

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Mariko
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