ブレードランナー2049

 

5月に観た映画メモ。早稲田松竹でブレードランナー新旧2本立て。『ブレードランナー2049』は2017年の映画。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ!

 

http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2018/bladerunner.html

 

世の熱心なブレードランナーファンの方々がどんな気分になったのかは知らないけれど、確かにブレードランナーの続編だし、ドゥニ・ヴィルヌーヴの映画でもある!最高!と私は思いました。『メッセージ』を観た時も思ったけれど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ映画の水墨画のような色調が好みで、色数が少ないのにカラフルな映画よりずっと色のグラデーションを感じる豊かさがあって、『ブレードランナー2049』も例外ではなかった。カラフルな場所にいたり、カラフルな洋服を着ると(着ないけれど)気が散って落ち着かない私は、現実世界がドゥニ・ヴィルヌーヴの色なら心安らかに暮らせそう。

 

ライアン・ゴズリングは好きでも嫌いでもないけれど、表情のバリエーションが少ないのに、僅かな目線の角度や口角の上げ下げ(だいたい上がってる)で感情を表現できる面白い俳優だな、とこの映画を観て思った。バーチャル恋人とのバーチャル・セックスシーンが新鮮で興味深いけれど、あんな未来がもうすぐ訪れそうな気もする。ハリソン・フォードとの共演シーン、迷い込んだステージのある部屋が鈴木清順映画のようだった。

 

そしてライアン・ゴズリング残酷物語でもあり、『ラ・ラ・ランド』と続けて『ブレードランナー2049』を観た日には、この世界にはライアン・ゴズリングが幸せになるエンディングは存在しないのか!誰か幸せにしてあげて(できれば生身の人間で)!とライアンの幸せを祈ること間違いなしである。

 

http://www.bladerunner2049.jp/