ラストエンペラー
北京、香山公園から見下ろした紫禁城。あまりに暑いので現実逃避気味に秋のこと、洋服、靴、コスメなどなどをチェックしてみる中、ADDICTIONの秋冬テーマが「ラストエンペラー」と知った。
こちら!
https://www.fashion-press.net/news/40890
『ラストエンペラー』に溢れる色、紫禁城の壁、衣装、装飾品…から抽出した色をなかなか忠実に再現しているけれど、肌馴染み、コンサバオフィスメイク、愛され顔…などのキーワードからかけ離れた振り切りっぷりが潔いですね。似合う気はしないけれど、所有して飾りたくなる感じ。案外、塗ってみると似合ったりするのかなぁ。
映画『ラストエンペラー』、贅沢に紫禁城でロケして当時の宮廷生活の再現度も高かろうに、誰もが英語を話す点はおおいに違和感があった。なんとなく、もったいない映画だな、中国語を話してくれれば良かったのに、という感想。言語は映画の最初から最後までの問題なので、最初から最後まで落ち着かなかった。
香山は紫禁城の北にある、風水に配慮して人工的に作られた低めの山。頂上まで登ると、紫禁城を一望できる。夕陽を眺めたくて登ったけれど、曇りではなく、空気汚染問題で霞んでほとんど見えなかった。以下の写真の右端にうっすらと映るオレンジの円が私が見た夕陽である。情緒も何もないね…。