復興する和光

 

銀座和光へお買い物へ。和光って昔は日・祝休み、18時閉店だった記憶があり、いつ行けばいいの?と思っていたけれど、日・祝営業、19時閉店になった。いろいろ事情はありましょうが、世の中にこんなにお店がある中、営業時間の短さこそ和光らしい高級感だったように思う。

 

友達に写真を送るために交差点で和光を撮っていると、小津の映画にこの交差点から、和光や教文館を撮ったショットがあったなあ、と思い出す。

 

 

帰宅してamazon primeでチェックしてみると、『東京物語』の紀子さんがアテンドする東京観光シーン、はとバスからの眺めで和光の時計台がばっちり映っていた。和光が映る小津映画、他にもあるはず。

 

それから1954年の『ゴジラ』で和光はゴジラに破壊されていたけれど、

 

 

2016年、『シン・ゴジラ』でもゴジラのビームで破壊されていた。破壊され、復興する和光、銀座のシンボル。

 

和光で買うものは決まっており、イタリア製の三つ折財布を購入。昨今、現金を使う機会が減ってきたせいか、長財布に変わりミニ財布が流行しており、いろんなブランドから発売されているけれど、和光の三つ折は30年以上のロングセラーで、私もちょこちょこ色違いで買い替え、7〜8年は使っている。長財布は私の小さな手には収まりが悪い。和光で昔から売っているのは、冠婚葬祭用の小さなバッグに似合うサイズとして、という用途かしらね。

 

今回は友人からのリクエストによりプレゼントとして購入(オンラインにもあります。和光にしては買いやすい価格。こちら)。

 

この財布は1階入ってすぐの場所で売られているため、その奥や2階以上の和光には足を踏み入れたことがない。何も用がなくても店内ぶらぶら歩ける雰囲気なのか否かは依然として未知の世界。

 

 

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Mariko
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