カメラを止めるな!

 

噂の『カメラを止めるな!』、TOHOシネマズ日比谷で。お盆、かろうじて休んだ平日の朝、500人ほどのスクリーンは満席ではなかったけれど老若男女集っており、映画が始まると有名な俳優は誰も出ていないし、低予算ならではのチープさもあって、これがヒットするのか、ブームってすごい!

 

確かに普段、映画の話をしたことがないような友人知人も軒並みこの映画を話題にしながら、誰もあらすじも詳しい感想も教えてくれなかったのは、なるほどこういう展開だからか、と観終わってみて納得。映画撮影の裏側ものとしてトリュフォー『アメリカの夜』的な溢れる映画愛とチャーミングさ。

 

を感じたものの手放しに熱狂はしなかったのは、あまりにも!な分かりやすさ、これからね!伏線を!回収しますよ!と、どどーんと宣言し、ほら!これがね!あの!伏線の回収です!わかりますか!ってどんどん教えてくれちゃったからかな。セリフもないのに目線ひとつで多くを妄想させてくれちゃう粋な映画が好きなルビッチ党だし…。けれど、この分かりやすさこそがこのインディーズ映画をTOHOシネマズ日比谷でかかるようなヒット作に押し上げたのね…とも同時に考えたのでした。

 

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