シネマアイリス
函館のシネマアイリス、市電を降りて少し歩いたところにあるけれど、これかな?と近づいてみたら裏口だった。しかし見覚えがあると思ったら『きみの鳥はうたえる』で静雄(染谷将太)がこのあたりに佇んでいる場面があったのだった。
東京に戻ってから読んだ三宅唱監督のこちらのインタビュー、函館の街を思い出しながら読むと臨場感があって面白く、
http://inandout-hakodate.com/cn4/miyake_one.html
特に後編の「で、街の風景もなるべく嘘をつかないってことは考えてて。看板をよけたり、隠したりせずに、今の函館を撮ろうと思って。それこそ、アイリスの裏の通りの奥にキャバクラの看板が映ってるんですけど、ああいうのもそのまま撮ろうぜ、って。」のくだり、私も映画館は見つけたけれどどこからどうやって入るんだろう…って心細くなった頃に目に飛び込んできたのが、そのキャバクラの看板だった、という種類の頷きがあった。