Cinema memo : ホークス!
ケーキやパンを売っていた店が閉店することになり、最後にパンをいただいたけれど、空腹ではなかったので保留し、翌朝オフィスで食べたの図。これを作った店はもうないんだ、美味しいと思ったとしても、2度と食べられないんだなぁ…と思いながら食べるパンは、パンに余分な感情が乗っかった味がした。
日本の4月の終わりは春の慌ただしさも落ち着き、これからGWに向かう独特の開放感があり、そんな時期に観た映画は不思議に記憶に残っている。何年か前、この時期に通ったルビッチ特集は至高であった。今年はハワード・ホークス特集があるようで、クラシック映画を恋しく思っていた最近、久しぶりにシネマヴェーラに通うべきでは。
平成最後の、新元号最初のシネマヴェーラはハワード・ホークス!
http://www.cinemavera.com/preview.php?no=223
私はとりわけ『教授と美女』を推したい。小賢しげな女性と初心な男性の組み合わせ、ちょっと『逃げ恥』みたい…と思ったけれど、『逃げ恥』を期待して『教授と美女』を観る人には全然ちゃうやんか?!って怒られそう。私の好きな女優オールタイムベスト3に入るであろうバーバラ・スタンウィックがあまりにもバーバラ・スタンウィックな魅力をこれでもかと振りまく映画です。