9月

 

あっという間に9月も終わり。気象庁が「夜には一気に世界が変わる」と警告したほどの台風、みなさんご無事だったでしょうか。私は偶然、翌日が休みだったので早朝の交通の心配は不要だったけれど、新居にソファを買うべく(増税前に!)ショールームの相談サービスを前々から予約していたので、やや乱れていたメトロで青山界隈へ。道すがら、ばらばらと花が落ちていた。

 

 

地元に戻り帰り道、台風コロッケならぬメンチカツを買うの図。美味しそうだったのでつい。エコバッグを忘れ、まぁ近いし、とこの状態で数分持って歩いていたら、

 

 

近所もこんなに葉っぱが落ちていた。新居、頑丈にできているのか雨風にもぴくりともせず、音もまったく気にならなかったので朝まで熟睡。逆にどんなレベルの気象なら目が覚めるんだろう。有難いような恐ろしいような。

 

新しい部屋、あまりにも私に最適化された空間すぎて、なかなか外に出る気にならない。私の部屋ほど私に気持ち良い空間、外にある?って気分に浸っており9月は2本ほど映画館で観た以外、時間をみつけてamazon primeとプロジェクターを接続して映画を観た。無料になるのを待っていると、観たいと思っていたことすら忘れてしまいそうだから、何本か有料購入。

 

とりわけ引き込まれたのは『愚行録』。これ、ギンレイホールに流れた時に観に行こうと思ったけれど出演者の不祥事で上映中止になった記憶がある。

http://gukoroku.jp/

主演のふたりの抑制された静かな演技(ラスト20分、巻き戻して3回観た)に加え、カメラがいい。普通の日本の風景だけれど、どこか絵空事のような架空の乾いた街のような写り方で、と思っていたら、撮影はピオトル・ニエミイスキというポーランドの方で、なんでも石川慶監督はポランスキーやキェシロフスキも学んだポーランドの映画大学出身で、撮影監督とはそこでの縁だそう。

 

こちらにその経緯

http://filmers.jp/articles/2017/02/11/_24/

 

もっと、この人の撮った映画を観たいけれど、難しいのかしら、と思っていたら10月公開の『蜜蜂と遠雷』は『愚行録』の監督&撮影コンビと知って、ノーマークだったけれど観たくなっている。

 

 

 

新しい生活にも慣れてきたので、10月、増税にも負けず、もっと日記を更新したいと思っています。

 

 

【about】

Mariko
Owner of Cinema Studio 28 Tokyo
・old blog
・memorandom

【archives】

【recent 28 posts】