Cinema Studio 28 Tokyo 4周年
Cinema Studio 28 Tokyoは、インターネットを漂う、
東京にあるらしい、あるかもしれない映画館。
12月28日、映画の誕生日に生まれたCinema Studio 28 Tokyoは4周年を迎えました。
思えば1年前はオフィスから見える建設中のオリンピックスタジアムを眺めながら、2020年は華やかな年になるのだろうと信じて疑わなかったのに、こんな未曾有の年になるなんて、どんな脚本家でも思いつかない展開では。
私の人生においても最も映画を観る機会が少ない年で、映画館が閉まっていたから、という理由以上に、現実のほうがよほど映画的だったからだと思います。
稼働の少ない28ですが、私たちのペースで徐々に開けていきますので、どうぞ引き続き遊びに来ていただけたら嬉しいです。
<写真>
秋、東京フィルメックスでマノエル・ド・オリヴェイラの410分もの超大作『繻子の靴』を観終わったの図。有楽町朝日ホールの椅子に長時間座ることを危惧し、家にあった小さめのペンギンクッションを連れて行ったら、椅子と腰の間にまさかのジャストフィット。私を支え続け、ヨレヨレ虚無の表情のペンギン…ほんま、ありがとうな…
間もなくどこにも行けない冬休みに入るので、2020年観た映画のことは記録していきたいと考えています。