ランプ交換

家にテレビがなくプロジェクターとTVチューナーやアンプ、スピーカー類を繋げて映像を観ている。2015年か2016年に一式揃えた記憶があって、使いながらずっと不思議だった。ランプが切れない。交換目安時間分の視聴をしていないのかもしれないが、永遠に切れなさそうで怖い….ランプ、私より寿命が長いかもしれない…と妄想していたら突然切れた。
改めてEPSONのサイトを見るとランプは在庫限り、プロジェクターも修理対応期限を過ぎていた。ドライバーひとつでランプ交換を済ませ、このランプが切れたらプロジェクターは買い替えだな、いつになるかな、と思った。
今はもっと性能が良いのだろうけれど、私のプロジェクターは窓ぎわの壁に投影し日当たりが良いので、朝昼は投影しても観られず、日が暮れてからの道具である。最近はTVerや配信で何でも観られるようになり稼働が少なくなったけれど、リアルタイムで観たい番組…M-1ブランプリやスポーツ観戦時に役に立っている。何より、テレビって薄型であろうとリビングの主役の存在感がでがちで、ソファやテーブルがテレビの方角に向かって配置されがちだけれど、プロジェクターだとただの壁なので何も圧迫せず他の配置を強いないところも良い。
トニー・レオンの印象

ジョニー・トー監督本人の印象がジョニー・トー作品そのもので感激した、と書いたので昨年、東京国際映画祭で来日したトニー・レオンの印象も書き留めておきたい。
『2046』上映後、トニー・レオンが登場し30分ほどトーク。写真はカメラ性能に難あるiPhoneで撮ったもので、ちゃんとしたカメラを持ち歩こうと決意するきっかけになった。貴重な機会なのに画質悪い!
詳細はこちら
https://2023.tiff-jp.net/news/ja/?p=62638
動画も
https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3604WFC21
30分ばかり同じ空間にいたトニー・レオンの印象は、街ですれ違っても気づかないぐらい普通の雰囲気だと思った。素朴で謙虚で、映画にまつわるインプットをたっぷりして演技に挑むプロフェッショナル。予習として孤独で謎めいた色っぽい男を演じる『ラスト、コーション』を事前に観たので、役と実物のギャップに驚いたが、あの男はトニー・レオンの精巧な演技の賜物で、色気も艶も陰も出力コントロール可能な「つくりもの」という事実にさらに驚いた。
挨拶程度しかわからないけれど、トニー・レオンの生の声を聴いていると耳ざわり、独特な音の抑揚、広東語の印象を私の中で形作っていたのは、映画を通じて慣れ親しんでいたトニー・レオンの声によるものが大きかったと知った。
生身の人間って情報量が多い。とても。
Cinema memo : 関心領域

ここ数カ月なかなか映画を観に行けなかったけれど、映画賞ノミネーションや結果を眺めると数少ない観た映画の名前が挙がっている。
アカデミー賞情報をちゃんと読むと、カンヌのグランプリ『The Zone of Interest』は邦題『関心領域』で公開が決まり、監督はジョナサン・グレイザー、前作が2013年『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』…!
アップリンク渋谷があった頃、年末恒例「見逃した映画特集」が助かる上映で、振り返ればあの特集で観たのが最後で、その後に映画館に滅多にかからない映画ばかりだった。坂本あゆみ監督『FORMA』、三宅唱監督『THE COCKPIT』など。
『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』、初見の監督ながらスカーレット・ヨハンソン主演なら楽しめるはず、と行ってみたら奇怪な物語、おぞましく美しい映像に、これ以上なくぴったりの音楽が添えられ、音楽担当ミカ・レヴィの名前を覚えた。
『関心領域』は監督10年ぶりの新作、音楽ミカ・レヴィ!俄然楽しみ。5月24日公開。
https://happinet-phantom.com/thezoneofinterest/
東博の椅子

東博の本館1階奥、庭に面した一角にある椅子を見に行った。以前ここに置かれたハンス J.ウェグナーのシェルチェアが「空間と椅子」の関係として私の中で満点だった記憶があった。
引越してもうすぐ5年ながら部屋がガラガラで、家具を増やそうか、選ぶなら椅子かな、とあれこれ見ている。
いざ行ってみると、あれ…思ってたんと違う。ブラウンの柔らかそうなレザーのベンチ。東博で椅子の大移動があったのだろうか。今度スタッフの方にシェルチェアがどこに移ったのか聞いてみようかな…と、過去の写真を探してみると、

床も壁も違う!違う場所だった。本館2階にあるらしいシェルチェアを1階で探して勝手にがっかりしただけだった。テーブルを囲むブラックのシェルチェア、生物群みたいな躍動感がある。天井にある照明とのバランスも良かったので、次また東博に行ったら写真を撮る。
龍飛鳳舞

もうすぐ旧正月。
1月、東博で正月恒例「博物館に初もうで」、去年の兎年にちなんだ美術品のチョイスは可愛すぎた、辰年は雄々しいものばかりだろう…楽しめるかな…と展示室に入ったら、
最初にドドーンと康熙帝の書が展示されており、威風堂々っぷりに一撃で圧倒された。
巨大なキラキラした紙に、太めの筆で書かれた龍飛鳳舞。きっと故宮で書いたのだろう。こんな道具を準備されるのも、これほどおおらかに書けるのも、中国の皇帝以外に誰がいましょうか。些末なことがどうでもよくなった。
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=past_dtl&cid=5&id=10980
立春

節目を感じるのが好きで節分に恵方巻を食べ、立春には暦の上では春!と切り替えるものの、東京は雪が降る直前の寒さ。極寒だけど春だから!と二十四節気に凍える心身を宥められている。
日比谷で『哀れなるものたち』を観て素晴らしい!→寒い!→素晴らしかった…→寒すぎるやろ..(怒)!を繰り返し近所を歩くと、立春もちつき大会が盛況。
古くからの住人が多そうな界隈、街の歴史とともに高齢化まっしぐら…と思っていたら、もちつきに子供たちが大集結していたので、君たちは普段どこにいるの…?と狐につままれた気持ちになった。
手書きアルファベット

山の上ホテル、前身「佐藤新興生活館」の設計図が展示されていた。
1930年代の設計図、手書きアルファベットはアールデコ調で、サイレント映画の中間字幕の飾り文字みたい。
さっぱりと書いても意味は通じるところ、あえてこう書く心意気。
京都の料亭で食事した際、飾り障子の話題で女将さんが言った
「最近の職人さんは余計なことしはらへん。余計なことするのが職人やのに」って言葉を思い出した。
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/concept/
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