戌年

髪を切りに銀座へ出て、和光のウィンドウを眺める。犬でウィンドウがみっしり詰まっていた。クリスマス頃、和光のウィンドウがAIモチーフと聞いて見たかったけれど、見逃した。
和光のウィンドウ・アーカイブ
https://www.wako.co.jp/display/
犬といえば、フィルメックスで観た「泳ぎすぎた夜」、どうやって撮ったのだろう?という珠玉の犬シーンがある。五十嵐耕平監督は「息を殺して」でも犬を撮っていたし、若くして犬映画の巨匠の風格。
監視社会

シャンシャン、早く見に行きたい。早く見ないと、パンダはすぐにおっさんっぽくなってしまう。そんな焦りが植え付けられたのは、北京動物園で見たパンダが、あまりにおっさんぽかったからだと思う。大熊猫館。

ずっとこういう感じ、無脊椎動物のようにぐにゃぐにゃしていた。怠惰にもほどがある。ニュースで可愛いシャンシャンを見るたびに、子供っぽい動きでモフモフの時期はきっとあっという間に過ぎちゃうんだ…早く会いに行かないと…と心は焦るばかり。
一般公開開始に合わせて、シャンシャンの様子のライブ配信がスタートされ、師走の慌ただしさの格好の現実逃避先が1つ増えた。
http://www.ueno-panda-live.jp/ondemand.html
こういう映像をじっと見ていると、お前は見られているって気づいてないだろうけれど私は見ているぞ、という謎の背徳感が生まれ、先日フィルメックスで観た「とんぼの眼」という映画を思い出す。
http://filmex.net/2017/program/competition/fc06
中国では街のあちこちにある監視カメラの映像がネット公開され、誰でも閲覧できるようになったのだとか。そんな映像を素材として作られた映画。いよいよSFの世界が日常に、と思った。人民総シャンシャン化。
映画の秋2017

本日もフィルメックス。10時から始まった「ニッポン国VS泉南石綿村」、休憩を挟みQ&Aが終わると14時半頃で、心身フラフラ……。
何か他のイベントと重なっているのか、著名ゲスト?が少ないせいなのか今年のフィルメックスは例年より空いているように思うけれど、私が観た「相愛相親」「泳ぎすぎた夜」「とんぼの眼」「ニッポン国VS泉南石綿村」、どれも良くて観客賞の投票は全部「大変良い」で投票したわ。クロージングセレモニーで原一男監督(審査委員長)がお話ししすぎ?時間を超過して、その後のキアロスタミ「24flames」は、帰国するりえこさんお見送りのため途中退出してしまったけれど、セレモニー、賞を選ぶだけではなく、コンペ9本に満遍なく審査員がコメントするのを聞けるのはレアな機会で新鮮だった。審査委員長が変わればセレモニーの進行も変わるのって、スタッフは大変でしょうが、当然といえば当然では。今年のフィルメックスは原一男監督に始まり原一男監督に終わった印象であった。
私はとにかく「泳ぎすぎた夜」がお気に入り。ダミアン・マニヴェル&五十嵐耕平監督のQ&Aまで含めて、今年最良の映画体験だったかもしれない。
山形、東京国際と経てフィルメックス、映画の秋が終わった気分。もちろん引き続きまして映画の冬が始まるんである。冬は何を観ようかな。
Ginza&Coffee

LAから東京に来たりえこさんと、フィルメックスで中国映画「とんぼの眼」→小籠包を食べ→満腹すぎて散歩して身体を軽くしようと歩いたら→珈琲飲みたいよね、とカフェへ→シュトーレンまで食べてさらに満腹に→エルメスでアン・リー「恋人たちの食卓」を観て→資生堂で買い物し→新橋へ、という銀座界隈の日。この季節の銀座はキラキラで、どこを歩いても特別な街にいる感慨がある。
銀座でちょっと珈琲を飲みたい時の私のお気に入りは、教文館4階にあるカフェきょうぶんかん。窓辺に座ると銀座を往き交う人々を観察でき、珈琲は良心的な値段。ちょっとしたサイズの甘いものも。塊で販売されがちなシュトーレンが一切れオーダーできたので、クリスマス気分も味わえた。間もなく12月。
カフェきょうぶんかん
http://www.kyobunkwan.co.jp/cafe
冬の初日

ひっぱりだしたウールのコートで夜、フィルメックスへ。冬服ってこんなに重かったっけ。薄物に肩が慣れてしまっておる。
昨夜のオープニング映画のことを書こうと思っていたけれど、今晩観た映画で上書きされ、心を巻き戻せない。
「泳ぎすぎた夜」、ふたりの監督の過去作も観て、メイキング往復書簡もずっと読んでいたし、予習ばっちりで膨らんだ期待をやすやすと超えてゆく映画だった。公開は来年春らしいけれど、冒頭の窓の外に降る雪から身体ごと北国の冬に連れて行かれる物語だから、今日のような、冬の初日に観られたタイミングの奇跡。映画の神様っているんですね。
え、上映、1回だけなのか!
http://filmex.net/2017/program/competition/fc09
感想は明日から。
フィルメックス

東京フィルメックス開幕。オープニングの会場は日劇SCREEN1。日劇はなくなってしまうのよね。審査委員長は原一男監督。みなさんも審査員になったつもりでみなさんの人生をもって映画を観て、最終日に審査員が選んだ映画と意見が一致したかしなかったか、競ってみませんか、と挨拶された。
こちら
http://natalie.mu/eiga/news/257324
オープニング作品はシルヴィア・チャン監督「相愛相親」。監督としても女優としても素晴らしかったけれど、今日のファッションが素敵で細部まで観察してしまった。ベロアのエレガントなパーカ、プリーツスカート、薄手のタイツにショートブーツ。トレンド要素もたくさん入ってるのに、洋服に着られた感がなくて、ピッと伸びた背筋と余分な脂肪のない身体、快活なトークや表情にもぴったりで、スタイリストが用意したものかもしれないけれど、久しぶりにパーソナリティと装いが完璧に合っている人を見てうっとりした。その人に一番似合う服を着ているのを眺めるだけで、こんなに背筋の伸びる気分になるなんて、シルヴィア…偉大…。

映画の感想は明日書く予定。日劇を出てエレベーターを待っていると、観客としてこっそり観に来ただけなのに強引なファンにサインをねだられる西島秀俊に遭遇。映画館通いする人々から散々、目撃談を聞いていたけれど初めて遭遇したので、ツチノコを見つけた時ってこんな気分かなって気分を味わった。
映画祭の初日らしい1日であった。
フィルメックス予習

今週末からフィルメックス開幕!
28各種業務連絡メールを書きながら、教えていただいて、フィルメックス ディレクター林さんが出演されたラジオ番組をタイムフリーで聴いてみたら、フィルメックスだけでなく、映画を観ることそのものの楽しみにも触れられた内容で満足。これで映画にハマった!という瞬間ってあるよなぁ。それを聞くのがとても好きです。
2017年11月17日 20:26まで聴けます。
http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20171116100225
フィルメックスのコンペ、これは賛否両論になりそう!という1本はどれでしょう?という質問に、林さんが「フィルメックスのコンペは、全部そうですね」って、さらっと答えてるの、笑いつつも頷きました。
写真は近所の友人に教えてもらって、最近ちょこちょこ買いに行っている根津のル・クシネというお菓子屋さん。金土日だけ営業。緑もふもふの外観。
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