Best 番組of the year

終日、目黒にいた土曜日。
目黒シネマで始まった市川準監督特集、4年目だそうです。今日は「大阪物語」「つぐみ」の2本立て。「つぐみ」の後には、牧瀬里穂さんのトークが!まだ今年は終わってないけれど、勇み足でBest 番組 of the year、謹んで贈呈。これ以上強い2本立てなんてあるかしら。
12/6(水)もこの2本立てとのことです。
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html
「つぐみ」の余韻の中で登場した牧瀬さんも素敵で、しばらく浸っていたい。すぐに言葉にならない。
1994→2017

東京国際映画祭、今年は30周年の節目の年だったからか、六本木駅の改札からヒルズまでの地下道はメモリアルの雰囲気。30年間の思い出を振り返る写真がずらり。

私が初めて参加した1994年もあった。「東京」国際映画祭だというのに、大胆なことに、この年は京都で開催された。鳴くよウグイス平安京の794年から1200年、平安建都1200年を記念して。当時、京都の学生だった私は行きつけの映画館で映画祭のチラシを見つけ、チケットは誰でも買えること、学生はロードショーを観るより安いこと(1000円しなかったと思う)を知り、狐につままれた気分でスケジュールをチェックし、料金も安いことだし授業の隙間に時間が許す限り何でも観よう、どこの国の映画でも観よう、とチケットぴあのカウンターでたくさん発券してもらった記憶があります。
ラインアップをwikiで観ると(こちら)、審査員にジャンヌ・モロー、コンペに市川崑、オリヴェイラ、カウリスマキ、オリヴィエ・アサイヤス…異種格闘技っぽい。「アジア秀作週間」にエドワード・ヤン、原一男、キアロスタミ、石井隆…が並ぶごった煮感すさまじい。エドワード・ヤンはまだ「恋愛時代」と日本で名前がつく前、原題の「獨立時代」を引き連れて来日しており、私のエドワード・ヤン初体験はこの時。ラストのエレベーターの場面→エンドロールの美しさで恍惚とした後、本人が登場してのQ&A、好きになるのは必然でしたという感じ。カジュアルな服装の背の高い人で、この時もらったプレスシートは今でも宝物として手元にある。
家族や恋人、友達と肩を並べて観たとしても、映画を観ることはどこか孤独感がつきまとう行為だとひしひし感じていた頃に訪れた初めての映画祭体験。上映後に拍手ができることも嬉しく、自分と同じように映画を好きな人が世界にはたくさんいると知れたことも心強く、夢のような時間を過ごしたのでした。あの体験がなければ、見知らぬ国の映画を億することなく観ることも、知らない監督の映画を勘で選んで観る素晴らしさも知らなかったと思う。
だから、東京国際映画祭は今でも、私にとって特別なのです。
着る「猫が行方不明」もしくは着る京菓子

京都のいこさんから宅急便届きました。中身はお願いしていた「猫が行方不明」sweatshirt! 連載第4回のビジュアルをプリントしたもの。
連載「彼方からの(甘い)便り」第4回
https://cinemastudio28.tokyo/happyhourfromkyoto_004
いこさんの趣味の店で売られているのは白のLサイズ。私はビッグシルエットが悲しいぐらい似合わないので、マイペースに黒のSサイズで別注をお願いしました。
趣味の店
見るたびに在庫がどんどん減ってるってことはこのsweatshirtを着てこの秋を過ごしている人があちこちにいるってこと…⁈なんて素晴らしい!

28スタッフTとして発注し、みんなの希望を聞いてもらったので、デザイナーあずささんはヘザーグレー、りえこさんは白と見事にみんなバラバラ。りえこさんが着るってことはsweatshirtが海を渡りはるばるLAで着られるってことね。そう妄想すると、形あるモノって意外なところにも流れ転がっていくのが面白いな、と思う。
私の野望は、いつかセドリック・クラピッシュに会う日があるなら、いそいそとこれを着て、これ、あなたの「猫が行方不明」にちなんで作られたんですよ!って伝えることです。は?どこが?って、さぞかしポカーンとされることでしょう。

いこさんの新作zineも同封されてました。zineのテーマは「和田夏十の本」のホン。和田夏十さんは市川崑監督の奥様で、脚本家。私もしかして市川崑監督が好きというより、和田夏十さんのファンなのかもしれないなぁ、と思うことあります。
こちらのzineは、禁酒法時代のウィスキーを求める客のように、「あの…あれ…あの青いやつってある…?」って小声でいこさんに話しかけたら分けてもらえるそうですので、是非気軽にトライしてみてください。zine「あすとれあ」についてはこちら。
http://iqc195.blogspot.jp/2017/10/blog-post_28.html

これらが入った段ボールが謎めいていた。大山!謎めいた段ボールが届きがちな今年である。

こちらは夏に実家から届いた謎めいた段ボール。何を買ったらこれを…?と思ったら、父が錦鯉を買ったらしい。ネット通販で。錦鯉って段ボールで届くんだね。そして謎めいた父よ。
着る「猫が行方不明」もしくは着る京菓子、28グッズでもあります。是非チェックしてみてください!
様式ミックス

「牯嶺街少年殺人
原稿を書くためにあれこれリサーチしてみたら、西洋、日本、中華の様式がミックスし、台湾の素材で作られた、けれど設計は日本人による、もうなんというか台湾そのもののような建造物だった。同時に「牯嶺街少年殺人
建築もさることながら、中山堂公園に生い茂る緑の放つムード、ああ、南に来たなぁ…と思ったのだった。
Silencio

デヴィッド・リンチ特集で観た2本について所感。
・ロスト・ハイウェイ(1997)
理由は説明できないけれど、マイ・ベスト・リンチはこの映画かな。リンチって俳優に関しては明確な顔の好みがあって、圧が強くないというか、濃くないというか、余白が多めな顔が好きなのかな?と思うけれど、女優のルックスの好みは一貫性が感じられないような。けれど誰でもリンチが撮るとリンチ映画っぽい顔に見えてくる不思議。とにかくパトリシア・アークエットが最高にマブい。マブいっていつ頃流行った言葉か知らないけれど、マブいとしか言いたくない魅力を振りまいており、ルックスだけじゃなく台詞回しにもマブさ煌めく。頭のてっぺんから尻尾まで音楽が良く、サントラ欲しい。
・マルホランド・ドライブ(2001)
2つの顔を見せるナオミ・ワッツの巧みさ。前半の清純ナオミがもう、J.CREWのカタログに登場しそうなクリーンさで、後半のダークナオミと同一人物と思えない。聞き上手になりましょう、口角を上げましょう、相手の目を見て笑顔で、身だしなみを整えて、姿勢よく!など、モテ指南の王道をすべて実行したかのような清々しく好感度の高い清純ナオミ、外見や仕草に気をつけるって本当に大事なんだなぁ…と、リンチ映画を観てそんな感想?って感想を抱く。ビリー・ワイルダー「サンセット大通り」へのオマージュでもあるらしく、ハリウッドを舞台にサンセット大通りも登場するし、オーディションの場所はパラマウント・スタジオ、映画関係者の住むプールのある家もオマージュといえばオマージュなのかしら。一晩寝て起きてみると、印象的な「Silencio!(お静かに)」のフレーズが耳に残り、パリにあるリンチがプロデュースした、その名も「Silencio」というクラブに行ってみたいわ。
http://silencio-club.com/en/1/silencio
山形に行くなどしていたので、2本観たのみだったけれど、時間さえ許せば全部観たかった。リンチ映画、しっかりした暗闇が似合う。
東京では上映終了。この後、大阪に向かうもよう。
http://cinemakadokawa.jp/lynch50-eiga/index.html
秋なので

デヴィッド・リンチ特集、まずは念願の「ロスト・ハイウェイ」から。エンドロールで流れる曲、気が変になりそう〜♪みたいな歌詞で、それはこっちのセリフやで!って壮大にツッコミながら観終わった。大きな暗闇で観るリンチ、最高!たぶんあと1本しか観られなくて、何にしようか迷うところ。
さて、28グッズの?お知らせです。連載「彼方からの(甘い)便り」第4回「猫が行方不明」のために撮影されたビジュアルがプリントされたsweatshirtsが発売されました。あの映画から、こんなビジュアルが生まれてさらにプリントされて着られるなんてクラピッシュも絶対想像してないよね。
以下↓ クリックで、いこさんの「趣味の店」に飛べます。L/XLがあったけど、Lはもう売り切れたのかな。フォトジェニックな姉妹!ショートカットの麗し女史が、いこさんです。
何気に28グッズはこれが初ではなく、実は連載第3回の寿カステラはステッカー化されてます。そちらは、いこさんのzineのおまけとしてくっついてきます。ご利益アイテム?
東京は今日からぐっと寒くなりました。部屋の片付けの一環で使い古したものを入れ替えており、無印良品週間だから綿毛布を試しに買ってみたら、こんな肌触り最高の毛布で寝てるのに、毎朝起きて仕事してるなんて自分ほんま偉いって気分になる初秋。
猫が行方不明、つれづれ

昨日更新した、いこさん連載第4回「猫が行方不明」、
https://cinemastudio28.tokyo/happyhourfromkyoto_004
この京菓子、絶対好きな味だな、次の京都で買おうっと。と思っていたら、京都から便りが。撮影に使ったものを送ってくださいました。素早く夢が叶った!
テキストにある通り、ふわーんむにゅーん食感で、味はシナモンが効いていてエキゾチック。ちょっと異国の香りがして、こんなお菓子が京都の老舗にあるんだなぁ、と驚き。なんだこれ!って確かめつつ、ぺろっと何個も食べられそう。

「猫が行方不明」、映画はなかなか上映されないし、レンタルでもほとんど出回っていない?ので、久しく観ていない。観る方法がわからないので、シナリオ採録されたパンフレットを探して購入。引越しのシーンはなんとなく覚えていて、マットレスの箇所が記憶から抜け落ちていたけれど、運ぶシーン、ばっちり写真があった!これが噂のマットレス感!お菓子の表現ボキャブラリー、美味しい、きれい、サクサク、モチモチなどに「マットレスっぽい」が追加されました。

シナリオは、どの場面で何の音楽が流れているかもばっちり書かれていて、さすがにシナリオからは音は鳴らないから、映画観たいなぁ…と思っていたら、最近出入りしてる宇宙のデパートメントストアで格安でサントラを発見。日本版が作られなかったのかフランスのCDで、日本のサントラにありがちな、しがらみにより肝心なあの曲が入ってない、なんて悲しい事案も発生せず、気前よくあの曲もあの曲も入ってた!PCに取り込んで、物質(CD)は京都に送る。で、最近、毎日聴いてる。あの映画に登場する多様な人々のバックグラウンドのように、ジャンルごちゃまぜの楽しさがあって飽きない。
trailerに流れてるのオープニング曲だと思うけれど、このFood for Loveが、私は「猫が行方不明」の曲!ってテンション上がって好きだな。この動画はPV…?違うのかな。
いこさんブログにさらに「猫が行方不明」のレビューがあるので是非ご一読ください。
http://iqc195.blogspot.jp/2017/09/blog-post_92.html?m=0
最後にパリの住人の視点からテキストに意見をくれた、パリ在住の親友たまちゃん(生まれ育ちが京都で元バスティーユの住人って、今回のテキストに意見もらうのに最適!)、お世話になりました、ありがとう!
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