夜桜2017

東京、平日は快晴だったのに、週末は雨続き。浮かれ気分に水を差す空気のよめない空だこと。雨と雨の隙間の、近所のお気に入りの桜。
舞姫の像を含めたショットを撮ったら、また青いオーブが写ってた。幸せの予兆が過ぎるわ。

黒に花のジャガードのワンピース、夜桜みたいだし、花びら舞い散る夜のアスファルトみたいでもある。保護色っぽいし、星空に足を踏み入れたっぽくもある。
そして「四月物語」を観て以来、いつか欲しいと思っていた黒に白の小花柄ワンピース。卯月さんっぽくもある。
卯月さんコスプレのためには、さらに小道具を調達の必要がある。自転車、白いスニーカー、壊れた赤い傘、雨、私には有名な先輩、など。
帳尻

季節が毎年きっちり帳尻合わせてくることへの感嘆は、年を追うごとに増す。あんなに長らく寒く、永遠にタイツを脱げないのでは…と危惧していたのに、今日は薄手のコートも暑いぐらいで、素足に靴を履いて出かけた。あっという間にサンダルの出番かな。昼間、歩いていたら強風が吹き、はらはら桜吹雪が舞って、風よ止め!雨よ降るな!と、自然現象に対する注文が増える時期。
「ムーンライト」素晴らしかったので、ぼんやり余韻を反芻し、俳優陣みんな良かったけれど、母親役のナオミ・ハリスも素晴らしかったね。007のマネーペニー役として知って、お顔の美しさはもちろん、しっかり動物的な野性味もある身体が素敵と思っていたので、「ムーンライト」、どこかで観たことある顔…え?と意外なルックスで、時間を追うごとに加速度を増してナオミ・ハリスの艶が奪われていったのが、天晴れと思った。低予算で撮影日数も少ない「ムーンライト」の撮影、ナオミ・ハリスの撮影は3日のみ、しかも「007 スペクター」のプロモーションでアメリカに滞在した隙間に…という事実を知って、なんたる集中力!そして時間の使い方の上手さよ!と、ひとしきり感嘆した。
シャンテ

TOHOシネマズシャンテ、この並びの無双っぷり。しばらく前に右端(「お嬢さん」)を観て(最高、もう一度観たい)、今日は左端を観た。数日後に真ん中を観る予定。しかもスターバックス前には桜が旺盛に咲いていた。
自宅から近いことと、観客層が落ち着いていて雰囲気が良いのが好きで、日比谷、有楽町、銀座界隈で映画を観ることが多い。考えてみれば、来年TOHOシネマズ日比谷ができることで、シャンテも日劇もクローズする予定だったはず。どちらにも思い出が山ほどあるけれど、新しくできるピカピカのシネコンも、私は愛しそうな気もする。
シャンテで映画を観て、日比谷駅までの短い距離を歩くと、宝塚劇場、帝国ホテル、そして日生劇場と堂々たる建物ばかり、そそくさとメトロの階段を降り、映画の余韻を壊すことなく家に帰ることができる。これぞ私の好きな東京。
Mica Levi

昨日の写真と見比べて、間違い探し!ではないけれども、桜の下で撮った写真は5枚。そのうち2枚、青いオーブ?のようなものが写っており、みぞみぞ。
銅像、鴎外記念館が見える場所にあり「舞姫」をモチーフにした「舞」という作品。日本まで追いかけてきたのに気持ちを無下にされた女の怨念が青い光を生み…と、ちょっと背筋が凍ったのだけれど、検索してみるとスピリチュアルなサイトがいくつもヒットし、オーブも色によって意味が異なり、青は幸せの兆しだとか…ふーん…良いものだと思い込むことにしよう。
今週は「ムーンライト」を観なければ。あと「牯嶺街少年殺人事件」も4/14(金)までだから週末に観るならラストチャンス。4時間あるので、おいそれと仕事の後に時間があれば…など悠長なことが言えない。それから「ジャッキー」も観られるかな。
「ジャッキー」、ナタリー・ポートマンも、いかにもジャッキー・スタイルな衣装もさることながら、音楽を一番楽しみにしており、オスカー作曲賞にもノミネートされたミカ・レヴィは、スカーレット・ヨハンソン主演「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」でも音楽を担当していて、あの映画を観てから時間も経った今、記憶を辿ってみると、映像や物語より音楽ばかり思い出され、むしろ音楽以外の部分は食べ終わった魚の、骨に付着した箸でとりきれなかった白身部分…ぐらいの存在感で、映画の記憶の骨格を、音楽がつくっている、耳が愚鈍な私にそこまで記憶させるなんざ、ほんま、やるね、ミカ!(ポンと肩に手を置く)。
特にこの「Death」という曲。ひょー!全裸のスカヨハが次々捕食していくシーンを思い出す。「全裸のスカーレット・ヨハンソン」なんて全世界が待望していたはずで、全裸より着衣のほうがエロティックな人だな、と私は思ったけれど、メロドラマのラブシーンでもなく、やたらドラマティックに撮ってくれるムード映画でもなく、好き嫌いがきっぱり分かれそうな前衛的な「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」でパッと脱いだスカーレット・ヨハンソンの全裸カードの切り方、まっこと粋な女である。
東京低空

東京低空を飛行する舞姫。春雷が光り、雨が止み、桜はどんな具合かしらと図書館への道すがら御気に入りを偵察に行ったら、まだ6分咲きというところでホッとした。
人生最後の日に観たい映画・暫定3本は「東京上空いらっしゃいませ」→「天井桟敷の人々」→「極楽特急」なのだけれど、ルビッチ以外にも4月、「東京上空いらっしゃいませ」も東京のスクリーンにかかる!4月の東京の天国っぷりったら!
神保町シアターのこちらの特集で!
http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/dancing.html
2〜3年は観ておらず、私の中で「東京上空いらっしゃいませ」が欠乏しておるので、チャージしに行く。
今日は朝7時から仕事だったので、これにておやすみなさい…zzz…
待ち伏せ

私の帰宅を郵便受けで待ち伏せしていらした山口小夜子さま。お送りいただきありがとうございます。
反射的に「ピストルオペラ」を思い出し、あの映画、シネクイントだっけ、舞台挨拶に行ったけれど、山口小夜子さんは登壇していらしたかしら。鈴木清順監督と美術の木村威夫さんこそマイ・アイドルとばかりに、そちらばかり注視していたので、山口小夜子さんについては記憶にない。さすがに目撃していたら覚えているだろうから、不在だったのでは。
「ムーンライト」と「ジャッキー」が公開され、みぞみぞする週末。天邪鬼を発揮し、明日は古い映画を観に行く予定。
四月も間近

四月も間近というのに、朝夜のこの冷え込みは何。
「四月物語」、一人暮らしの部屋を整えた卯月さんが、自転車に乗って夜、映画を観に行くシーンが好き。冬のあいだ履いていたタイツを、えい!と脱いで初めて素足で出かける、春の夜のぬるい温度が映ってる。あと1日で、この寒い今年も帳尻合わせるように、まんまと四月になるのだろうか。
写真は「四月物語」の豪華パンフレットについてきた、朝顔の種。
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