西門映画散歩

台北、西門は映画館街でもあるらしく、中山堂での上映が始まるまでの時間潰しに、ぶらぶら歩いた。google mapを見ると「台北市電影主題公園」とある。電影=映画なので、何かしら?と向かってみる。着いたら、何がどう映画?と探しても何も見つからないようごく普通の公園だった。あるいは朝9時半だったので、まだ映画らしさが起き上がっていなかったのかもしれない。
けれども、公園に向かう途中の路地に、?!という看板を見つけて近づく。

花様年華餐坊!むしろこちらが電影主題ではないかしら。「花様年華」は物憂げな色気溢れる映画だったけれど、こちらの花様年華は卡拉OK(カラオケ)設備完備をアピールする陽気な店…なのかもしれない。
往復の飛行機で読んでいた「寝ても覚めても」を昨夜読み終わり、頭があの物語でいっぱい。
熱帯

外は猛暑らしいけれど、外に出る用事はないし、私には関係ないもんね!と侮っていたら、夜もしっかり暑い。文京区が熱帯の仲間入り。セブンイレブンに寄ったらB’z×711と書かれたクジを引かせてくれて、パルムが当たった。何のフェアか知らないけれど、ありがとう…B’z!!
それからさっき見かけた映画ニュースの、この写真に笑った。1枚目のBB-8の、まっすぐ立ててなさ、たまらない。
https://www.cinematoday.jp/news/N0092602
昨日、根を詰めて文章を書いたので、今日は何も書きたくないわ。いこさん連載を読んで、再見したくて借りた「最高殊勲夫人」を観ることとします。若尾文子映画祭のスタンプラリーで当たったカレンダーは去年のもの。6月はもちろん「最高殊勲夫人」!過ぎた年の手帳類は年が明けた瞬間に捨てる私だけれど、このカレンダーは保管してる。過ぎた年だからといって、こんなキュートな浩をゴミ箱に突っ込むなんてこと、私にはできません。
身軽

昨日、水無月が売り切れだったので、代わりに買ったのはパンダの上生菓子!表参道の桃林堂にて。上野でパンダが生まれたことを記念して、とのこと。赤ちゃんパンダ、早く観たいなぁ。
スケジュール管理の方法を常に模索していて、見開き1週間24時間バーチカルの紙の手帳→薄いシステム手帳と使い、現在はシステム手帳のマンスリーでざっと予定を把握、細かいタスクはgoogleカレンダーでの管理を復活させた。しばらく使わないうちに、googleカレンダーは機能が増えていて、ゴール機能というのを試してみることに。習慣化したいことを、スケジュールの空きを見つけて登録してくれる。
生活が慌ただしくなったこともあり、部屋にあるモノをぐっと減らすことにして、私は「1日2捨」をセット。毎日2つずつ何かを処分。今のところ1ヶ月以上続いている。一気に減らすための時間がとれないのでコツコツやるしかないという理由と、一気に減らすとスッキリするけれど心情的にリバウンドしやすいことを回避するため。なかなか効果があって、googleさすが!と言いたい。
女の人が徐々に身軽になっていく物語が好きで、今のところ身軽映画のベストは川島雄三「女は二度生まれる」だと思う。九段界隈の芸者を若尾文子が演じる。芸事がうまいわけでもなく、あたしなんて…あたしでよければ…と、あっさり周りの男に身体を差し出す女が、男から男へ渡るたびだんだん自我が芽生えてくる。
ある時、パトロン的存在の山村聰から「どうだ、お前が欲しがっていた時計だぞ、大事にするんだぞ」と恩着せがましい言葉とともに時計を贈られ、たいしてモノに興味のなさそうな彼女は「嬉しいわぁ」と大袈裟に喜んでみせるけれど、やがて生活の場から離れふらりと遠くの山間の駅まで辿り着き、時計を、これ、あげると別の男に渡す場面がいい。ふと時間を見ようと手を見て、そこに時計がもうないことに気づき、ふふ、と笑いながら駅の時計を見上げるショットも清々しい。最後は身一つで終わる。鞄も持ってなかったのではなかったかしら。
毎日何かを減らしながらも、モノには記憶が紐付いており、習慣化に成功しつつあるとはいえ、判断が難しいことも多々ある。そんな時は、最後に駅で身一つになった若尾文子の姿を思い出し、ふふ、と処分。イメトレは大事。
ふらふら

夏越の大祓、午後、打ち合わせの帰り道、表参道の交差点でふと思い出し、角にある桃林堂へするする吸い込まれ、水無月、ありますか?と聞いてみたら、タッチの差で売り切れてしまっていた。14時過ぎ。残念。気を取り直し、世にも可愛い上生菓子を買って週末のおやつに。
気圧の上下で毎年ふらふらする6月、今年は特に映画がらみの素敵なイベント続きで大充実、栄養を一気に摂取しすぎて余計にふらふら。この1週間だけで、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、北野武、トラン・アン・ユン、満島ひかりちゃん、是枝監督…と映画関係だけで生で目撃した人々の魅力のインフレ甚だしい。矢田部さんの司会も堪能できて、年の半ば、いよいよ映画シーズンが色めいてきた。
写真は「20センチュリー・ウーマン」の初日初回、丸の内ピカデリー。初日だし、混んでるかしら…と、早めにチケットをおさえた自分を嘲笑うようにガラガラだった。映画は素晴らしかった。
7月はこれまで映画を観たことのない街で映画を観る予定。Cinema Studio 28 Tokyoでは新連載も始まります(予告)。どうぞお楽しみに!
雨降って地固まる

このサイトがスタートして間もなく半年経つけれど、必要最低限のコードだけ覚えて急ごしらえで立ち上げた後は、気が抜けてとりたてて何も手をかけてこなかったせいか、スタート以降最大のエラーが発生し、何をどうしたものやら…?とオロオロしつつ、原因究明して自分に出来ない部分は頼れる方にお願いして、数時間で復旧できた…。優秀なサポートをしてくださる方とも知り合えて、雨降って地固まるとはこのことランキング近年1位を記録。新しい知識や技術を得て、できることが徐々に増えていくのは楽しいけれど、同時に自分ができることなんてたかが知れているので、自分にない技術を持っている人と知り合うのは嬉しい。
フランス映画祭はイザベル・ユペール主演「ELLE」が上映されたらしいけれど、仕事を休めず。矢田部さんの安定の司会も久しぶりに味わいたかったな。8月の公開を楽しみに!
今日は上下ピンクのユペール様。
http://www.cinema-life.net/p170623_frel/
視力回復?

ロメール「愛の昼下がり」を観るために、昼下がり、有楽町へ。外に出ると雨が降っていた。なくなりそうなコンタクトレンズを買いに行く。いつも時間がなくて眼科の診察はパスしがちだけれど、視力がさらに悪くなったのか、見え方に違和感を感じていたので、みっちり視力検査してもらうことに。
右のほうが視力が悪く左右の度数の差があり、その差が開いたのか何なのか、バランスがおかしくなっている気がする…など、現状報告しながら検査してもらうと…なんと!視力回復していた!度が進んだのではなく、戻った(って言うの?)!コンタクトの度数では右-5.0→-4.5と2段階、左-4.0→-3.75と1段階回復。物心ついた頃から視力なんて悪くなる一方だったから、回復なんて逆方向があることすら知らなかった。
視力測定は1年以上ぶりで、その間の生活を振り返ってみると、夜の外出を意識的に減らしたので映画を観る本数はぐっと減り、厳選して観ることに。けれどPCに向かう時間は増えており目を使う総時間は変わっていないはず。ならば他に思い当たることはひとつで、体調を整えるために食事に気をつけることにして、糖分・糖質をなるべく摂らない生活を始めたのが1年ほど前だった。健康に気をつかっている人のような書きぶりだけれど、体力があまりないくせに、幼少のみぎりから活動量が多い生活なので、生活習慣や食事をコントロールして、なけなしの体力を効果的に配分することに興味があるのです。もしや?と調べてみると糖分と視力は因果関係があるらしい。身体機能の悪化は様々な要因の組み合わせ結果で、こればかりは個人差もありましょうが、私の場合は食事を通じた体質改善が、不調を正常化させ(他にもあれこれずいぶん良くなった)、効果が視力にまで及んだ…ということだろうか。
映画好き同士でそんな話題になることも少ないけれど、視力って映画好きにとって何より守るべき生命線だと思うので、誰にも薦められることではないけれど(健康法は「ただし個人差はある」の極みだから、お医者さんや専門の方に相談することはあっても、それ以外は…ねぇ?)私にとって嬉しい変化。眼鏡も買い替える!
面白かったのは利き目という概念があるらしく、私は右らしい。無意識に使っている方の目ということらしく、利き手は左なので、利き目と利き手は関係ありますか?と聞いたら、関係はないのだとか。検査してくださった方に、ロジックで話した方が腑に落ちるタイプと思われたようで、それから以降の種々の説明がやたらロジカルに変化したのも興味深かった。
以上、映画に関係ないようで、おおいに関係あるきょうのできごと。
ロメールを観に行った角川シネマ有楽町でチラシをチェックしていたら、見覚えのある色彩のものがあったので手に取った。「ロスト・イン・パリ」、もしかして…と思ったら、ベルギーのアベル&ゴードン監督・主演の最新作!ずいぶん前に観た「アイスバーグ」「ルンバ!」が面白くて、いつかまた観たいなぁ…!と時折思い出していた。2人は道化師でもあって、ほとんどセリフはなく身体の動きで物語を進行させる。色彩感覚も独特で、地続きとはいえフランスからベルギーに移動すると街や人のちょっとした色彩が違うもので、アベル&ゴードン監督の色はベルギー色だな、と思った記憶。「ロスト・イン・パリ」はパリで撮ったらしいから、これまでとはまた色が違うのかしら。
「ロスト・イン・パリ」のタイトルの文字情報だけでは、またパリ映画…?と食傷気味に詳しく調べなかっただろうので、チラシの色がパッと目に入って手に取ることができて良かった。やっぱり目…目は大事…と、この日記の振り出しに戻る…。
8月公開、ユーロスペース。
http://www.senlis.co.jp/lost-in-paris/
鎌倉映画地図

GWに行った鎌倉、ずいぶん前から行ってみたいと思っていた鎌倉市川喜多映画記念館へ。
洋行が珍しかった時代、海外を巡って素敵な映画をたくさん日本に連れて帰った川喜多夫妻。好奇心の赴くままに生きて、裕福な人だったのだろうけれど、恵まれた境遇を、私の好きなものをなるべく多くの人に…!と外向きに活かせる人の純粋さ、清々しい。時間とお金の使い方こそ知性かなと、この頃思う。どちらも限りがあるから、その人なりの優先順位のつけ方がありありとあらわれる。
鎌倉映画地図という展示があり、
http://www.kamakura-kawakita.org/exhibition/lecture/
大船撮影所の説明や往年のポスター、脚本など。「海街diary」の四姉妹の浴衣が展示されていたのが良かったな。浴衣そのものはみんなクラシカルな柄ながら、長澤まさみは腰の位置が高い、夏帆の帯は民族柄っぽいの、と個性もさまざま。
それから「鎌倉アカデミア」の存在を知らなかったので、知ることができて良かった。「鎌倉アカデミア 青の時代」という映画もあるらしく、新宿で公開されていたのを今知った。映画のあらすじによると、
「現在も「幻の大学」として語り伝えられる鎌倉アカデミア。「新しい日本を担う若者を育成する」という理念のもと、終戦間もない1946年(昭和21年)5月、戦火を免れた鎌倉・材木座の光明寺を仮校舎として開校した。
校長の三枝博音をはじめ、林達夫、服部之總、吉野秀雄、高見順、中村光夫、村山知義など数多くの著名な学者・文化人が教鞭を執り、「教師と学生とが相互に鍛え合い、各自の個性を創造する学園」を目指したが、激動する時代の波に翻弄され、わずか4年半でその歴史に幕を下ろしてしまう。しかしその学び舎からは、いずみたく、山口瞳、前田武彦、高松英郎、沼田陽一、廣澤榮といった多彩な人材が巣立ち、やがて彼らは、高度成長時代を迎えた日本で、芸術や文化を牽引する存在となっていった。」
!!と思ったのは、鈴木清順監督もここで学んでいたこと。清順映画と鎌倉が今ひとつ結びつかなかったけれど、「ツィゴイネルワイゼン」、言われてみれば確かに鎌倉の景色が映っていた…!清順映画のことを、何ひとつちゃんと知らなかった気になった。

モンローかディカプリオかE.T.の少年か、もしくはそのすべてか、選択を映画好きに迫る、記念館の前にある顔出しパネル。
【about】
Mariko
Owner of Cinema Studio 28 Tokyo
・old blog
・memorandom
【search】
【archives】
【recent 28 posts】
- 1900s (3)
- 1910s (5)
- 1920s (10)
- 1930s (26)
- 1940s (18)
- 1950s (23)
- 1960s (58)
- 1970s (14)
- 1980s (40)
- 1990s (46)
- 2000s (37)
- 2010s (240)
- 2020s (28)
- Art (30)
- Beijing (6)
- Best Movies (5)
- Book (47)
- Cinema (2)
- Cinema award (17)
- Cinema book (58)
- Cinema event (99)
- Cinema goods (15)
- Cinema history (2)
- Cinema memo (127)
- Cinema Radio 28 (8)
- Cinema Studio 28 Tokyo (92)
- Cinema tote (1)
- Cinema Tote Project (1)
- Cinema trip (43)
- cinemaortokjyo (2)
- cinemaortokyo (100)
- Drama (3)
- Fashion (40)
- Food (65)
- France (15)
- Golden Penguiin Award (11)
- Hakodate (6)
- Hokkaido (3)
- HongKong (3)
- iPhone diary (1)
- journa (1)
- Journal (248)
- Kamakura (1)
- Kobe (1)
- Kyoto (18)
- Macau (2)
- memorandom (4)
- Movie theater (212)
- Music (43)
- Nara (15)
- Netflix (3)
- Osaka (2)
- Paris (13)
- Penguin (16)
- Sapporo (3)
- Singapore (1)
- Taiwan (47)
- TIFF (24)
- Tokyo (358)
- Tokyo Filmex (14)
- Weekly28 (10)
- Yakushima (3)
- Yamagata (11)
- YIDFF (6)
- Yokohama (5)
- Youtube (1)
