映画納め

大晦日の朝、TOHOシネマズ日劇「スターウォーズ 最後のジェダイ」で映画納め。外に出ると、みぞれ混じり。早朝には雪が降ったらしい。
さよなら日劇プログラムと、3月開館のTOHOシネマズ日比谷の宣伝が順番に流れていた。
どの街のみなさまも、良いお年を!
愛は取り返しがつかない

早稲田松竹の愛は取り返しがつかない特集、ここしか時間がなくて朝イチで観てきたけれど、起き抜けの頭がぼーっとする中でのゴダール「軽蔑」→カサヴェテス「フェイシズ」は、その愛の取り返しのつかなさ度合いの強さにフラフラし、ぼーっとしたまま映画館を出た。久しぶりに観たどちらの映画も素晴らしかった。特に「フェイシズ」…(声にならない感慨…)。
世間のクリスマス気分を余所目に、これがかかるなんて気骨のプログラミング。それともクリスマスの週末は映画館が空く?から(スターウォーズなどは混んでるのでしょうが)、敢えて趣味全開にしてみたのかな。
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2017/godard_cass_garrel.html
今後のスケジュールで、2月にサフディ兄弟「グッド・タイムス」が早稲田松竹でかかることを知ったので、時間が合わない中、年末に無理してアップリンクに行くという案が消えた。併映はまだ発表されてなかった。
このdiaryページの表示がおかしくなっていることに気づき、コードをチェックしたり相談したりしたいけれど、年末年始の宿題になりそう。
Cinema memo : 日劇ラストショウ

閉館した後の新宿ミラノ座。まだ最近のことなのに、歴史的写真を眺める気分…。
来年2月4日に閉館する日劇(TOHOシネマズ日劇)、ラストショウの情報が。これまたミラノ座のラストショウを思い出す豪華ラインナップ。振り返ると、ミラノ座が1本500円でさよなら興行したのは破格値だったんだなぁ…。
https://www.tohotheater.jp/event/nichigeki-lastshow.html
黒澤もスターウォーズも良いけれど、日劇の大きなスクリーンでかかるの?贅沢!という気分に浸れそうな成瀬も良いですね。「女が階段を上る時」はかなり好きな成瀬だけれど、いつも小さめのスクリーンで観ていたので、徐々にしおしおと、高峰秀子のようなやさぐれた気分が増したものだけれど、大きなスクリーンで観ると違う気分を味わえそう。
日劇、近くて雨に濡れずに行けることも好きだったけれど、何より「日劇」という名前の放つ、これぞ本丸!という景気の良いオーラを愛していた。
【本日更新】Cinema on the planet 006 聖なる夜の上映会

本日更新しました。
映画にまつわる場所を巡るリレー連載「Cinema on the planet」第6回は「聖なる夜の上映会」。東京の冬のとっておきの上映会の記憶。私が書きました。
連載「Cinema on the planet」は映画館や上映会、映画を見せてくれて、悦びを与えてくれる場所への、観客席からのラブレターのような連載になるのではないか…と、まだこのサイトを立ち上げる前から漠然と想像していました。今回この文章を書いてみて、やっぱりこれはラブレターなのだな、と確信。
本当に好きでした。本郷中央教会で映画を観られない東京の12月は、とても寂しい。
サイレント映画ピアニストの柳下美恵様に、原稿をご確認いただきました。お忙しい中ご確認いただき、改めて御礼申し上げます。ますますのご活躍、とても楽しみにしております。
クリスマスまであと10日。暖かい飲み物を準備して、お楽しみいただければ嬉しいです。
儚さ

カメラロールの写真を遡ることで、今年観た映画群を思い出そうとしたけれど、今年の映画初めは京都立誠シネマで濱口竜介監督「THE DEPTH」だったと写真が告げていて、立誠シネマももうないんだなぁとしみじみする。みなみ会館が閉館してしまうと、京都における映画的ノスタルジアがほぼ失われることとなり、私の愛の対象は、ずいぶん儚い。
立誠シネマの最後の上映企画の中に、ウルグアイ映画「映画よ、さようなら」が混じっており、あの映画は2016年bestの1本だったけれど、best5のうち4本までは日記に書いて、「映画よ、さようなら」についてだけ書き忘れていることを、忘れていない。
「映画よ、さようなら」はウルグアイのシネマテークが閉館することになり、長年勤め上げてきた男が閉館作業をし、葬り、新たな一歩を踏み出す物語。ひたすら観客に物語を見せることに黙々と従事してきた男が、その行為を失った時、映画の記憶が彼の背中をそっと押す。見せる側でも観る側でもあった男が、映画の主人公よろしく物語の中心になる。冒険映画の主人公のように、勇ましく一歩を踏み出すエネルギーを、映画が授けてくれる、という物語だった。あの映画を最後に選ぶ、立誠シネマよ。と、遠くから静かに感動しながらサイトを見ていました。
http://www.action-inc.co.jp/vida/
この映画の面白いところは、映画の中ではいかにも閉館しそうな、寂れた雰囲気が漂っているシネマテークは実在のウルグアイのシネマテークで、しかし実在のシネマテークは映写室もたくさんあって規模が大きく、プログラムも充実した賑わいのあるシネマテークであるらしい。賑わいのある場所を、寂れた場所に見立て、架空の物語の舞台にしてしまうカメラマジック。まさに映画!
しばらく連載などの更新は休眠したおりましたが、明日更新します。愛の対象の儚さについて。明日の夜、またお会いいたしましょう。
海に浮かぶ映画館

今朝は、横浜へ。横浜の”どこか”にひっそり浮かぶ、海に浮かぶ映画館。今年で第5回だそう。一昨年、発見して初参加。去年はサイトの準備で身動きとれず、2年ぶり。ある駅の改札でスタッフの方と待ち合わせして、しばらく歩き、船の中へ。船内、石油ストーブが稼働しているにせよ、12月の海の上は冷えるので、全身ヒートテックで防寒して臨んだ。
海に浮かぶ映画館
https://umi-theater.jimdo.com/
私の撮った写真はピンボケ(涙)、海に浮かぶ映画館instagramにあれこれ写真あり
https://www.instagram.com/film_theater_in_the_sea/
場の物珍しさ、非日常感だけでなく、プログラミングも素晴らしく、一昨年、それしか予定が合わなかったという理由で観たのが五十嵐耕平監督「夜来風雨の声」で、初めて観る監督の映画だったけれど、とても引っかかるものがあり、その後「息を殺して」をアップリンクで観て、新作準備の往復書簡連載もしっかり読み、共同監督のダミアン・マニヴェル監督特集は神戸の元町映画館に終日篭って制覇し、今年のフィルメックスで「泳ぎすぎた夜」を観て、大感激…という一連の流れのきっかけを作ってくれた上映イベントでもある。これだけ情報がたくさんある中、たまたま時間が合って、場所が面白そうだから、という軽い理由で観た映画に導かれ、新しく好きになる監督や映画に出会うなんて、懐かしくも新鮮だった。
今年は大好きなフレデリック・ワイズマン監督「ミサイル」がかかると発表された時から、手帳にメモ。16mm上映で、フィルムチェンジが途中3回もある!という、今時とても珍しい上映形態。そんな経験、これまでしたかどうかも思い出せないから、ノスタルジアを感じることもないけれど、映画上映の歴史の本など読んでいると、フィルムチェンジに触れられている箇所もあり、本で読んだあれを私もついに体験!という興奮。
1987年の映画ながら、なにしろ2017年まさかそんな単語を聞いたり使ったり慣れたりするとは思いもよらなかったランキング上位の「ミサイル」を主題にした映画を、年末にタイムリーに観られ、幸せな映画ではないながら、この上なく贅沢な時間を過ごした。
山形で観たワイズマン新作「エクス・リブリス」についても何も所感をメモしていないので、「ミサイル」と合わせて何かしらメモせねば。
来年もまた海の上で映画を観られますように。
Best 番組of the year

終日、目黒にいた土曜日。
目黒シネマで始まった市川準監督特集、4年目だそうです。今日は「大阪物語」「つぐみ」の2本立て。「つぐみ」の後には、牧瀬里穂さんのトークが!まだ今年は終わってないけれど、勇み足でBest 番組 of the year、謹んで贈呈。これ以上強い2本立てなんてあるかしら。
12/6(水)もこの2本立てとのことです。
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html
「つぐみ」の余韻の中で登場した牧瀬さんも素敵で、しばらく浸っていたい。すぐに言葉にならない。
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