龍飛鳳舞

もうすぐ旧正月。
1月、東博で正月恒例「博物館に初もうで」、去年の兎年にちなんだ美術品のチョイスは可愛すぎた、辰年は雄々しいものばかりだろう…楽しめるかな…と展示室に入ったら、
最初にドドーンと康熙帝の書が展示されており、威風堂々っぷりに一撃で圧倒された。
巨大なキラキラした紙に、太めの筆で書かれた龍飛鳳舞。きっと故宮で書いたのだろう。こんな道具を準備されるのも、これほどおおらかに書けるのも、中国の皇帝以外に誰がいましょうか。些末なことがどうでもよくなった。
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=past_dtl&cid=5&id=10980
Weekly28/Cine-Piano/兎

週末、サイレント映画ピアニスト柳下美恵さんの上映会に伺いました。
会場は川崎市アートセンター アルテリオ小劇場。新百合ヶ丘駅から徒歩数分。川崎市に足を踏み入れるの、ずいぶん久しぶり…。こちらのイベント。午後のオトナの部。
https://kawasaki-ac.jp/th/theater/detail.php?id=000481

しっかり傾斜のある座席で、スクリーンも大きく、鑑賞しやすい会場でありがたい。

最初はアリス・ギイ監督の短編作品集。アリス・ギイはゴーモン社のタイピスト・社長秘書として働くうち、リュミエール兄弟のシネマトグラフ上映を社長と観て、私ならもっと面白いものを撮れる!と主張。かくして世界初の女性監督が誕生!というユニークな経歴の人で、フランス・アメリカで活躍し生涯で撮った映画の数なんと1000本…。数分程度の超短編も多く含まれているそうだけれど、それにしても、なパワフルさ。
今回観た中では『ビュット=ショーモン撮影所でフォノセーヌを撮るアリス・ギイ』(1907年/2分)は、この時代の映画で、私は初めて観る「メイキング動画」で、こんな映像が現存しているなんて、と新鮮な驚き。撮影風景の絵画のようなエレガントさも素晴らしく、映画最初期のクラシカルさが好きなのだけれど、時代の風俗や服装がフィクションに反映されるのだから、撮る側の人たちも映画の中身同様にクラシカルなのだよな、と当たり前のことを再確認した。
そして『フェミニズムの結果』(1906年/8分)。フェミニズムの活動・主張の結果として、女性が男性的な役割を獲得し、男性が女性の役割を担う様子が描かれており、ちょうど今、NHKドラマ版を観ていることもあって、男女反転した大奥を描くよしながふみ版『大奥』の1900年代・フランス庶民バージョンのような映画で驚いた。権威的に振る舞う女性たちがカフェで談笑し、女性を支える役割の男性が育児や家事にいそしむ描写や、ジャケットとスカートのセットアップ、帽子までは女性の装いとして不自然ではないけれど、そこにネクタイとステッキを加えることで「男性的な役割を獲得した女性」を衣装で表現しているのが興味深い。
アリス・ギイ、世界初の女性監督という物珍しさに加えて、その立ち位置を存分に活用した批評性もしっかりあって面白い。なんというか、さすがリュミエールを観て、私ならもっと面白いの作れるけど!ってばんばん行動に移していくような本人のキャラクターがしっかり作品に滲み出ている。
後半は待望のエルンスト・ルビッチ『花嫁人形』(1919年)。何度も観ている映画だけれど、演奏つきで観るのは初めて。今回は柳下さんのピアノに加え、フルート、ヴァイオリンも加えたトリオ演奏での上映で、トリオならではの音の厚みや、声も使った(ニワトリの声!)演奏で、ただでさえ楽しい『花嫁人形』が、さらに楽しいものになっていた。
『花嫁人形』、ルビッチのドイツ時代のミューズとも言えるオッシ・オスヴァルダが主演で、久しぶりにオッシにスクリーンで再会できた喜びで胸がいっぱいになったけれど、改めてまじまじと観ると、その表情や間合い、なんと素晴らしい喜劇人であることよ。ルビッチとの相性はもちろん、オッシであれば吉本新喜劇であっても、現代のコントであってもすんなり馴染みそうなコメディ基礎体力の高さ。作られてから1世紀以上経つのに、上映中ずっと笑いが溢れていて、笑いにも流行があるけれど、これほど普遍的な笑いもあるのだな。
ルビッチとオッシのコンビでは『男になったら』も大好きなので、ルビッチの『男になったら』と、アリス・ギイ『フェミニズムの結果』の併映も観てみたい。男性/女性監督それぞれが描く女性が男性に・男性の役割になったら、の物語、見比べると面白そう。
<最近のこと>

コロナ禍の年始の過ごし方として、なけなしのお正月気分を味わうために楽しみにしていた東京国立博物館での恒例イベント「博物館で初もうで」。今年は会期ギリギリに駆け込みました。
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=past_dtl&cid=5&id=10799
ドヤ顔っぽい表情の伊万里焼の兎を楽しみに行き、実物のドヤ感も可愛かったのだけれど、びっくりしたのはこちらのうさ耳の兜!

江戸時代・17世紀のもので「左右には兎の耳を模した脇立を付け、背面には𩊱の上端を波形にしています。兎は動きが素早く多産であることから、戦国武将にも好まれました」のキャプションがついていたけれど、戦場でこんな可愛い兜を身に着けた武将を見たら、戦闘意欲が減退して、まぁ…仲良くしようや?って停戦気分になってしまいそう。
Weekly28/草の響き/WHO ARE WE展

ギンレイホール閉館・移転のニュースを読み、あの立地と内装が好きだったので寂しいな、今なら岩波ホールの跡地が開いてるよ…と思った。ここ数年、ギンレイホールで観た映画を振り返ってみると『菊とギロチン』がとりわけ良かった。映画館じゃないと受け止められない長さとエネルギーの映画だった。調べてみると2019年3月のことで、併映は『寝ても覚めても』だった。もはや太古の昔に感じるけれど俳優・東出昌大が世間的にも熱い時期だった。
どんなスキャンダルでも好きな俳優であれば受け入れるかと言えばそうでもなくて、快/不快の基準は人の数だけあって、私の場合、結局は好意と失意のバランスだと思う。他人に対して、こんな人だと信じていたのに!という期待が極めて薄いから、今でも東出昌大は好きな俳優で、新作の報せが届くと公開を楽しみに待つ。
『草の響き』は2021年秋に公開され、映画館で見逃した。配信で観られたので、心身の調子のよい時を選んで観た。

心に変調をきたした男が、東京での編集者生活を引き払い、妻とともに地元・函館に戻ってくる。自律神経失調症と診断され、運動療法として毎日のランニングを始める。少し良くなってまた悪化してを繰り返し治療が長引くうち、妻との関係にも変化が…という静かな物語だった。
妻や両親の発言が、職場であれば即NGになりそうな当たりの強さでひやひやしたけれど、周囲がそうあってほしかった男の姿と病を抱えた現実とのギャップに、治療を支えながらの日常が長引くにつれ、周囲も次第に疲弊していったのだろうと想像した。
体格のいい東出昌大が函館の景色の中をただ走るだけで、じゅうぶんに映画が成立していた。自分をうまくコントロールできないやるせなさもどかしさの表情のバリエーションが無限にある男だった。妻役の奈緒の重みが最後に突然染みてきたのだけれど、序盤から仕草や視線で細やかな表現を積み上げてきたことの、あまりの自然さゆえに気づいていなかっただけだった。

コロナ前に函館に行き、その時は『きみの鳥はうたえる』のロケ地巡りの旅だったけれど、坂のある港町ほど映画の舞台に最適な土地はない、と確信した。冬の夕方に歩きながら、私の視界の大部分は無彩色で、カラフルなネオンが少量混じるだけで北国の情緒を感じてしまうな、と撮った写真です。

『きみの鳥はうたえる』や、この『草の響き』を制作した函館市民映画館シネマアイリスにももちろん行き、映画を観た。
<最近のこと>
国立科学博物館で開催中のWHO ARE WE展へ。会期終了間際に滑り込んだつもりだったけれど、好評により10月10日まで延長された。
https://www.kahaku.go.jp/event/2022/08whoarewe/

哺乳類の剥製と、引き出しが仕込まれた木製の什器が並ぶ展示室内。まず剥製を心ゆくまで眺め、引き出しを開けると、その動物の生態や特徴の説明が現れる。引き出しを眺め、知識やトリビアを獲得した状態でふたたび剥製を眺めると、新たな視点が立ち上がってくる、という展示デザインも仕掛けも凝ったつくり。
さまざまな哺乳類の剥製がずらりと並ぶのを眺めた後、近くの引き出しを開けると、ミニチュアサイズのそれぞれの動物の名前と擬音語で表現された角の形状の解説が。

キュートなオグロプレーリードッグ。引き出しを開けると、巣の断面図の解説。巣の内部はトイレはトイレ、食料庫は食料庫と用途に応じた部屋に分かれており、動線も考え抜かれた機能的な住居だった。

私は骨/骨格標本好きなので、『からだのなかの彫刻』とタイトルをつけられた骨のエリアは入念に観た。
『からだのなかの彫刻』、これほど私の骨フェティシズムを端的に表現した言葉があるだろうか。「機能の塊であるはずの骨。静かに並べると見えてくる美。」と添えてあって、どなたか存じ上げませんが、この言葉を書いた人…骨を愛でながら私とお酒を飲みませんか…?

リスの肩甲骨なんて、もちろん初めて見たけれど、1920年代のルビッチ映画の女たちが纏うイヤリングのような可憐さ。

骨エリアは他に小さめのサルの骨をプラモデルのパーツみたいに全部、平面に並べた引き出しがあった。いつまでも見ていたい美しさで、私は名前を知らないけれど、きっとその骨にも名前があるであろう短い接続パーツ的な小骨に魅了された。写真を撮るか一瞬考え、やめた。過去に経験した「火葬場で骨を拾う」という行為がフラッシュバックして撮影、人道的にどうなんだろうと思ったから。リスの肩甲骨では生じなかった感情なので、サルの骨格全体だったからかもしれない。
他にも開くと、説明要員として小型の剥製が入っている引き出しがあり、文字や模型での説明の引き出しに比べると、あ!生き物!という気持ちが不意に生じてドキドキした。
WHO ARE WEと問われているのは、ヒトも哺乳類の仲間だからで、他の哺乳類にも様々な収集癖はあったとしても、こんなふうに仲間の屍を集め、臓器を取り除き、綿と針金で姿を再現し、並べ、比較し研究したり展示したりするのはきっとヒトだけだ…と想像すると、ずいぶん大上段に構えた尊大な生き物であることよ、という気持ちが芽生えつつも次の瞬間、
カモノハシ、めっちゃ可愛いやん!!!

という興奮も抑えられず、この展示を見なければ生涯味わえなかったかもしれない各種各様の気持ちを味わう機会だった。
美術手帖の記事。写真多数。会場ならではの体験として、照明も音楽も良い。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/25906
三澤デザイン研究室が展示デザインを手掛けている。インスタグラムに写真多数。
https://www.instagram.com/misawadesigninstitute/
いずれ書籍化されるかもしれないし、 Vol.01哺乳類だからシリーズ化されるのかもしれないけれど、あの場が期間限定なのはあまりにももったいないから、常設にしてほしい。
刀剣

エネルギーが回復したので、今年観た映画について徐々に記録していきたいと思ってます。時折、TVや配信で観たものについても。
これは6月の写真、自粛明けすぐに行ったのは東京国立博物館。埴輪もマスクをしておるよ。1月にメンバーパスを買ったけれど、1〜2度行ったのみで長い閉館に入った。再開後、閉館期間中のメンバーパス期限は延長してもらえました。事前予約して入館するシステムで、30分単位で入館人数上限が決まっているので、空いていて快適に観られる。
今年は大河ドラマ『麒麟がくる』を熱心に観ているので、刀剣や甲冑のエリアをじっくり観た。再開当初の目玉は平安時代の名刀『大包平』の展示。
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/297

空いている館内でこの前にだけ行列ができ、職員による誘導があった。刀剣ブーム(刀剣乱舞の影響?)によるものか。詳しくないけれど、実用の道具として作られたものだろうから、この刀も人をたくさん斬ったのだろうけれど、刃こぼれが一切なく作ったばかりのような美しさ。やわらかいものしか切っていないうちの包丁のほうがよほど傷んでいる…。これまであちこちで観た刀剣の中でも格別の妖気を放っていた。
『麒麟がくる』、将軍・足利義輝(向井理)の権力がいよいよ風前の灯火で、向井理の儚い表情を堪能する時間(向井理は死んだ魚の眼の時がもっとも美しいから、いつまでも死んだ魚の眼を堪能できる役柄を演じてほしい)なのだけれど、これまでほとんどその描写はないものの、足利義輝は剣豪で、畳に何本も突き刺した名刀を代わる代わる振り回して善戦したものの、しかし最期は畳を盾に串刺しされ亡くなった説がある人なので、今夜の『麒麟がくる』でその場面を観られるかしら、とドキドキしている。予告で障子に囲まれる向井理の姿までは確認しました。この時、畳に突き刺した名刀とは何か?も諸説あり、大包平もその名刀のひとつ、という説もあるらしい。こんな妖気漂う刀を振り回す義輝さまー!
現在、『大包平』の展示は終わり、『三日月宗近』の展示が始まったそうで、そちらも観てみたいです。
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6224
【本日更新】One movie, One book 第5回 ぼくのユリイカ

本日更新しました。
原作本も映画関連本も登場しない、映画と本のお話。小栗誠史さん連載「One movie, One book」第5回は「ぼくのユリイカ」。
雑食気味に観たり読んだりしたものが点々と脳内に堆積し、ある日突然、線で結ばれることってありませんか。まさかあれとそれが繋がるとは!?って大興奮の大発見で、世界中に言いふらしたいけれど、はたして自分以外の誰に伝わるというのだろう…そんな時、ヒトは文章を書くのかもしれませんね…(遠い目)。
1本のドキュメンタリーから始まる小栗さんの脳内旅行。ゆっくりじっくり読んでいただくと、ユリイカ!が追体験できるかもしれません。長くなり始めた初秋の夜、あたたかい飲み物を準備してお楽しみいただければ幸いです。
4月

新元号は4月1日、早朝から働いていた某所の舞台袖で、名前も知らない某所スタッフの方からスマートフォンの画面を見せていただいて知った。ふうん、とすぐに仕事気分に戻ったけれど、令和、やわらかい響きの新元号でじわじわ気分が高揚した。万葉集に由来がある、というのも万葉集に登場する山や地名が身近に現存する中で育った奈良人には誇らしいです。
慌ただしく世間の情報から隔離された気分でいると、新元号の発表時期も、桜の開花予想も、能動的に情報を取りに行けず、近くの誰かから伝え聞く形になり、このままでは桜の満開も、散り際もすべて風の噂に伝え聞き、現物を見ないまま終わりそう、とよく晴れた金曜日、強引に半休を取得し千鳥ヶ淵を抜け、竹橋の近代美術館へ行った。

近代美術館の常設、東京で一番好きかもしれない。常設はいつも空いているのも良い。「美術館の春まつり」という催しで、日本画の展示室が春爛漫であった。
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/springfest2019/
船田玉樹《花の夕》は以前、「日本画の前衛」という、ここ10年ほど東京で観た展示の中でもっとも好きだった企画展の目玉だったと思うけれど、その時ぶりに再会。
http://archive.momat.go.jp/Honkan/Avantgarde_of_Nihonga/index.html#outline
けれども今回は、速水御舟に心を奪われた。別の展示室にあった「ひよこ」など!ひよこー!!もふもふしたい…
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=2203&edaban=1
3月から不慣れなことに緊張しながら対応する日々、ずっと考えて計算して連絡して名刺交換してということが週末の時間を占拠していたので、楽しみながらひとつひとつ進めるとしても、そろそろ心が死ぬ…と思っていたところ、桜とひよこで回復。ありがとう、ひよこ。
映画館に通うじゅうぶんな時間がとれないまま四半期が過ぎたけれど、1月〜3月に観た中では、
『バーニング』
『孤狼の血』
が、観終わった後の興奮度において、同率首位といったところ。
そろそろ28の編集や、映画館通いにも徐々に復帰できそうです。
廃墟の美術史

週末、ユーロスペースに行く前に松濤美術館へ。「終わりのむこうへ:廃墟の美術史」という展示。再開発の進む渋谷の片隅で観ることに意義がある。
https://shoto-museum.jp/exhibitions/181haikyo/
廃墟を愛で描くことが西洋から伝播した日本においても、画家たちがそれぞれの手法で廃墟を描く。澤部清五郎「群羊図(伊太利アッシジ附近)」がユニーク。掛軸、構図は山水画、画材はコンテ。丘の上の廃墟から麓の羊の群れまでの高低差。主題は西洋だけれど、ぺたっと奥行きのないフラットさがいかにも日本人の絵という印象で、順路に従い西洋の廃墟画を見慣れた目に飛び込んできたので、とりわけ面白く凝視した。
こちらに画像あり(PDF)。
廃墟から羊までなめらかに流れるような群羊図を観ていると、長らく観ていない溝口映画の流麗なワンシーン・ワンカットを思い出した。溝口映画、女性が気の毒な描かれ方をされていることに辛くなってしまうから避けていたけれど、心を無にして絵画のように眺めればいいのかもしれない。廃墟画に学ぶ溝口鑑賞法。
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