Ginza&Coffee

LAから東京に来たりえこさんと、フィルメックスで中国映画「とんぼの眼」→小籠包を食べ→満腹すぎて散歩して身体を軽くしようと歩いたら→珈琲飲みたいよね、とカフェへ→シュトーレンまで食べてさらに満腹に→エルメスでアン・リー「恋人たちの食卓」を観て→資生堂で買い物し→新橋へ、という銀座界隈の日。この季節の銀座はキラキラで、どこを歩いても特別な街にいる感慨がある。
銀座でちょっと珈琲を飲みたい時の私のお気に入りは、教文館4階にあるカフェきょうぶんかん。窓辺に座ると銀座を往き交う人々を観察でき、珈琲は良心的な値段。ちょっとしたサイズの甘いものも。塊で販売されがちなシュトーレンが一切れオーダーできたので、クリスマス気分も味わえた。間もなく12月。
カフェきょうぶんかん
http://www.kyobunkwan.co.jp/cafe
東京上空

2017年・秋の東京上空いらっしゃいませ。
眺めのいいテラスから、工事中の競技場も新宿のビル群も東京タワーも紅葉も遠くに富士山も見える。夜は夜でネオン煌めき、ここに人が立っているのを眺めるのは、「her」のホアキン・フェニックスを眺めるような近未来アーバン感がある。「her」、ハリウッドでもビーチでもない近未来LAが映し出されていて、あの景色好きだったなぁ。
「泳ぎすぎた夜」を引きずりながら本棚の前に立ってみると、「雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集」が目に入ったので、鞄に入れる。電車で読んだメールに、これから帯広に向かう、と書かれていて、寒そう…と思いながら本を開くと、最初のエッセイが「雪の十勝」だった、というシンクロ。東京の寒さにすら怯えているけれど、雪は雪で羨ましい。
師走の足音

気温がぐっと下がって、12月の予定がどんどん埋まる。年始に京都で食べた蒸し寿司、お寿司、蒸して美味しいのかな?って思ってたけれど、これが美味しかった。暖かいものを身体が欲していて、冬だなぁ。
12月の映画館の番組もチラホラ出始め、早稲田松竹の「軽蔑」「フェイシズ」の組み合わせ、最高!
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/schedule.html
これで決まりだな、と思っていたけれど、シネマヴェーラの年末年始は毎年クラシック映画…と調べてみたら、今年はヒッチコックだった。こちらも捨てがたい。未見だけれどラインナップにある「ふしだらな女(1928年)」ってノエル・カワードの舞台の映画化なのか。ルビッチ「生活の設計」もノエル・カワードの舞台の映画化なので気になるけれど、あらすじの「アル中夫から不倫を疑われ離婚訴訟に敗訴した女性が、傷心旅行中にイギリスの御曹司から求婚され…。 世間から“ふしだらな女”の烙印を押されたヒロインの涙にぬれたクローズ・アップが痛ましい」って、ルビッチだったらコメディにしそうな設定で、「痛ましいヒロイン」なんて逆立ちしても描かなさそうなものを、ヒッチコックだからまるで違う映画になるんだろうなぁ。あまり良い気分にはならなさそうだけれど、怖いもの観たさでちょっと観てみたい。
http://cinemavera.com/preview.php?no=199
去年の映画納めはシネマヴェーラで「教授と美女」、今年の映画初めは京都・立誠シネマで濱口竜介監督「THE DEPTH」だった。毎年、映画納め、映画初めは慎重に選んでいる。もう少し情報を集めてみようっと。
フィルメックス予習

今週末からフィルメックス開幕!
28各種業務連絡メールを書きながら、教えていただいて、フィルメックス ディレクター林さんが出演されたラジオ番組をタイムフリーで聴いてみたら、フィルメックスだけでなく、映画を観ることそのものの楽しみにも触れられた内容で満足。これで映画にハマった!という瞬間ってあるよなぁ。それを聞くのがとても好きです。
2017年11月17日 20:26まで聴けます。
http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20171116100225
フィルメックスのコンペ、これは賛否両論になりそう!という1本はどれでしょう?という質問に、林さんが「フィルメックスのコンペは、全部そうですね」って、さらっと答えてるの、笑いつつも頷きました。
写真は近所の友人に教えてもらって、最近ちょこちょこ買いに行っている根津のル・クシネというお菓子屋さん。金土日だけ営業。緑もふもふの外観。
閉館/廃業

リレー連載「Cinema on the planet」で夏、りえこさんにご紹介いただいたL.A.のThe Silent Movie Theatre (home of The Cinefamily)、掲載して数週間後にセクハラ騒動で一時閉館、その後調査が入り、ついにオフィシャルに閉館が決まってしまったのだそう。なんと!
https://cinemastudio28.tokyo/cinemaontheplanet_004
wiki(en)によると、まったく穏やかではなかった…。上記リンクの記事中にあるyoutubeで、アンナ・カリーナ登場動画の聞き役は女優ブリー・ラーソン。彼女はCinefamilyのアドバイザリー・ボードだったのね。
In August 2017, an anonymous email was sent to Cinefamily members. The email detailed a 2014 sexual harassment allegation against Belove that resulted in a settlement and accused Shadie Elnashai, vice president of the board of directors, of “raping multiple women”.Both men subsequently resigned, and Cinefamily itself suspended all operations as of 26 August 2017. Brie Larson, a member of the Cinefamily advisory board, announced she was stepping aside from the organization for the foreseeable future.
ニュースを騒がすハリウッドのセクハラ騒動は監督、俳優にとどまらず映画館の裏側にまで。被害に遭われた方が一番お気の毒であることはもちろん、かなり長期の上映企画でフレデリック・ワイズマンの全作上映が去年始まったばかりのまま中断してしまって、熱心に通っていた観客もがっかりしていることでしょう。経営難でもなく、そんな理由というのが、遠くからでも哀しいわ。
りえこさんの記事にあるように、映画さながらのドラマティックな事態に陥りがちなこの映画館(お祓いしてもらった方が良いのでは…)、けれどこれまで何度も復活を遂げてきたことだから、次は健康的な運営でファン思いのオーナーが登場しますように。
日曜夜、「シン・ゴジラ」はおおいに楽しんだ。何度観ても面白すぎる。そして去年、蒲田の銭湯・大田黒湯温泉第二日の出湯がゴジラ湯と化した件を日曜の日記に書いたけれど、その銭湯が廃業したと教えていただきました。
取り壊し前にさよならイベントも開催中。11/18は1日のみ最後に復活するそうです。もうゴジラはいないけれど、露天が素敵だったのでお近くの方は是非。
そして銭湯のサイト、ゴジラ湯終了時のお知らせが「ゴジラ完全沈黙の為、 2016年11月8日(火)をもってゴジラ湯を終了いたします。」って書かれていて、なんとファンのツボを丁寧におさえた表現かしら…と今更ながら知りました。
生活圏内ではないし、一度しか行かなかったけれど、「シン・ゴジラ」の年に蒲田でゴジラ湯に浸かったこと、ずっと自慢していこうと思っています。
はぁ、場所って儚いな。それでも、セピアな思い出を語るより、現在進行形の愛を囁きながら暮らしていきましょう。
待機

21時からの「シン・ゴジラ」地上波初放送に向け、家のスクリーンにゴジラ登場待機。
映画館で買ったパンフレットを引っ張り出してみたら、「ネタバレ注意」の帯を切ってなかった=開封してなかった。ありがちありがち。
いろんなキャラがいるけれど、私は王道的に矢口蘭堂が好き。ヤシオリ作戦前の演説で毎度泣いてしまう。矢口蘭堂、名前もいい。
蒲田の銭湯で期間限定だった「ゴジラ湯」に行った日の日記はこちら。露天もあって、いい銭湯だった。
http://cinemastudio28.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
銀杏絨毯

古い写真からピックアップしていて、久しぶりに目にした去年の秋。というか初冬?東大本郷キャンパスの銀杏絨毯。趣ある校舎の建物と相まって、この世とは思えない視界を味わえるし、早朝から夜遅くまで誰でも入れるから銀杏散歩におすすめです。夜のほうが素敵かな。
毎年、秋から忙しさが加速してゆくので、山形の山頂で早めの秋気分を味わえて良かった。
フィルメックスは観たいチケットを無事確保。制作にまつわる往復書簡ブログも楽しみに読んでいた日仏共同監督の「泳ぎすぎた夜」、楽しみです。
http://filmex.net/2017/program/competition/fc09
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