現存する中で、お気に入りの映画館は?
Cinema Radio 28、28の質問に「現存する中で、お気に入りの映画館は?」がある。私は早稲田松竹です。
映画館で、どのあたりの座席に座りますか?って、その人独自のこだわりを感じるニッチな質問。私は、かなり前列で観る。あまり背が高くない、日本女性の平均身長ぐらいなので、前に座高の高い方が座ると見づらくてしんどいのが主な理由。
最前列に座ることも多く、最前列とスクリーンの距離が大事になってくる。いろんな映画館の前方列の体感を把握している。早稲田松竹は最前列に座ってもスクリーンとの距離がたっぷりあって視界がちょうどいい。座席指定する仕組みになってさらに快適に。A列通路側を狙ってます。
映画館サイトも実用的で混雑状況もわかり、作品解説も愛がある。スタッフの皆さんのコラム、「わたしのランチ」が特にいい。
映画のスケジュールに合わせると中途半端な時間に近隣で食事をとることになり、通し営業のカフェに入ることが多いけれど、せっかくなら、普段その街にいる人のお薦めを知りたい。高田馬場、多国籍なレストランがたくさんあって、選択肢の幅広さ!
http://wasedashochiku.co.jp/archives/category/column/mossanolunch
台湾「洪瑞珍」のサンドウィッチ買ってみようかな。いろんな映画館の方が、近隣おすすめレストラン&映画の邪魔しない感じのテイクアウト情報、発信してくれたらすごく助かります。
IMAX
写真は以前『DUNE デューン 砂の惑星 PART1』を観た時のもの。グランドシネマサンシャイン池袋。シアター12は日本一大きなIMAXスクリーンでサイズは幅25.8m、高さ18.9m!
いつも前方の座席に座るけれど、スクリーンサイズを考えさすがに中央にした。前方はほとんどベッドのようで、寝転んでもスクリーン全体を視界におさめるのは難しそう。中央でも、自分の足の下にもスクリーンが広がって映画世界を浮遊している気分だった。ここ以外のIMAXスクリーンサイズでは『DUNE』の画面はトリミングされるだろう。
3月『DUNE デューン 砂の惑星 PART2』と『オッペンハイマー』が公開され、IMAXで観るべき大作だから池袋が候補地。懸念としては池袋という街がやや苦手なこと。ああいう斜めに道路が走りまくっている街は、碁盤の目の古都育ちには目的地に辿り着くのが難しく混乱する。とはいえ、せっかく観るのに不完全なIMAXではもったいないので迷いつつ無事、上映時間に間に合うことを祈ってください…
こちらの記事ご参照。高さビル6階分のスクリーン!
ロス
大河ドラマ『光る君へ』、しっかり直秀ロスになり、鳥野辺って京都のどのあたり?って調べた。清水寺南側、あの緑緑したところか。
直秀役の毎熊克哉さん、初めて認識したのは小路紘史監督『ケンとカズ』(2015年)だと思う。私が観たのは翌年ロードショー時のユーロスペースで。監督や俳優陣が毎日のように登壇して上映を盛り上げていた。
何でも質問をどうぞ!と言われ、あまり手が上がらなかったので、んじゃ質問してみるか!と、映画中に登場する凶器の選択について何故それを選んだのか質問した気がする。『ケンとカズ』はヤクザもので、確か銃が登場したと思うけれど、当時の私はジョニー・トー監督の黒社会もののバリエーション豊かな凶器に興味津々で、銃撃戦が有名なジョニー・トーだけれど例えば『エレクション』は小刀とかクラシカルな凶器が登場するのが興味深いな、どんな効果を狙ってそれぞれの凶器を選択するのかな、と思っての質問だったけれど、最初から銃しか想定していなかった、他の選択は考えなかったって監督が答えてくれたような気がするな。….思い返すと、その質問何なん(数年越しのツッコミ)。
写真、左端が毎熊さんです。直秀…若くて初々しい!『ケンとカズ』、見応えある映画なので是非。
弥生
山の上ホテル、薔薇の照明。
3月、続々と公開される大作が楽しみ。さらに国立映画アーカイブの和田誠さんの展示、忘れずに行かねば。3/24まで。
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/makotowada2023/
桜の季節に楽しみにしている国立近代美術館の春まつりも。今年も展示される菊池芳文《小雨ふる吉野》を観て毎年、春を実感している。
https://www.momat.go.jp/events/20240315
甘露
無理矢理に取得した冬休み。早稲田松竹で2本立てを観て、映画館から徒歩圏内にある中国茶カフェ「甘露」でパフェ。
タイムラインにうさぎパフェの写真が流れてきてから、ずっと行きたかった。四季でメニューが変わり、うさぎパフェは駆け込み冬メニュー。うさぎはぷるぷる杏仁パンナコッタ。白木耳、よもぎムース、胡桃、白玉などで構成されて身体に良さそう。雲南省の紅茶も美味。
早稲田松竹、北野武『首』と大島渚『御法度』の組み合わせ、素晴らしかった。特に『御法度』を35mmフィルム上映で観られて撮影・音楽・衣装・美術・16歳の松田龍平どれも最高で映画は!総合芸術!という気持ちで胸いっぱい。
上映は3/1(金)まで。『御法度』上映、かなり貴重だと思う。是非に。
http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/38920
日本橋
都内のシネコンで一番好きなのはTOHOシネマズ日本橋。落ち着いたお客さんが多くどんな映画でも静かに鑑賞できる。ロビーの窓際から福徳神社が見えるのも良い気が流れてて良いし、映画が終わって外に出てもどの時間帯でもさすがに日本橋は街が綺麗。鑑賞にあたっての心理的・生理的ノイズが制御できているのか、この映画館で観た映画は後から思い出しても、記憶に残っているものが多い。
館内に公開予定のポスターが多数あるのも良くて、公開情報は予告編と日本橋の館内で仕入れているかもしれない。『オッペンハイマー』の日本版ポスターを初めて見たし、『DUNE』続編が意外ともうすぐ、3月15日に公開と知った。
予定どおり『落下の解剖学』(犬の名演技!)を観た。気圧の上下がものすごかったけれどよく寝てよく食べ、蓄積疲労もかなり回復。
オトメ
連休初日は、中国料理オトメで餃子、蟹チャーハン、肉の天ぷら、生ビールと栄養バランスに配慮ゼロのメニューで昼飲み。根津の老舗街中華。
中華っぽさ皆無の純喫茶のような内装で、いつも清潔な店内。コロナ禍前から会っていない友人と久しぶりにおおいに喋って楽しかった。
友人は『キングダム』シリーズが好きで職場で同好会を結成しているらしく、いつかCinema Radio 28『キングダム』スペシャル回として同好会の皆さんとお喋りし、そのまま中華料理を食べに行きたいです。『キングダム』1作目は私の平成最後の映画だったけれど、続編を未履修なので、観て準備しておかねば。
【about】
Mariko
Owner of Cinema Studio 28 Tokyo
・old blog
・memorandom
【search】
【archives】
【recent 28 posts】
- 1900s (3)
- 1910s (5)
- 1920s (10)
- 1930s (26)
- 1940s (18)
- 1950s (23)
- 1960s (58)
- 1970s (14)
- 1980s (40)
- 1990s (46)
- 2000s (37)
- 2010s (240)
- 2020s (28)
- Art (30)
- Beijing (6)
- Best Movies (5)
- Book (47)
- Cinema (2)
- Cinema award (16)
- Cinema book (58)
- Cinema event (99)
- Cinema goods (15)
- Cinema history (2)
- Cinema memo (127)
- Cinema Radio 28 (8)
- Cinema Studio 28 Tokyo (90)
- Cinema tote (1)
- Cinema Tote Project (1)
- Cinema trip (43)
- cinemaortokjyo (2)
- cinemaortokyo (100)
- Drama (3)
- Fashion (40)
- Food (65)
- France (15)
- Golden Penguiin Award (10)
- Hakodate (6)
- Hokkaido (3)
- HongKong (3)
- iPhone diary (1)
- journa (1)
- Journal (248)
- Kamakura (1)
- Kobe (1)
- Kyoto (18)
- Macau (2)
- memorandom (4)
- Movie theater (211)
- Music (43)
- Nara (15)
- Netflix (3)
- Osaka (2)
- Paris (13)
- Penguin (15)
- Sapporo (3)
- Taiwan (47)
- TIFF (24)
- Tokyo (358)
- Tokyo Filmex (14)
- Weekly28 (10)
- Yakushima (3)
- Yamagata (11)
- YIDFF (6)
- Yokohama (5)
- Youtube (1)