今夜の東京
東京国際映画祭

私が暮らす美しい街で、一番大きな映画祭が始まりました。東京国際映画祭!六本木は苦手だけれど、映画の行き帰りに東京タワーが綺麗に見えるのは、とても良い。

意識したわけではないけれど、まずは3本連続で台湾映画の予定。1本目はドキュメンタリー「フォーリー・アーティスト」を観てきた。上映後のQ&Aが素敵で感極まる。映画祭の快楽に満ちた初日。
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=151
台湾シンクロ

映画祭が始まるので?身だしなみを整えるべく、仕事帰りに美容院へ。渡された雑誌をずっと読み、ふと顔を上げると、鏡に窓の外の夜空とネオンが写っていた。あ、視界が「台北ストーリー」みたい。1985年の台北では富士フィルムの、2017年の銀座ではHaierのネオンが夜空に。やがてみんなフィルムで映画も写真も撮らなくなるって、中国の家電メーカーのネオンが銀座に輝く日が来るって、1985年には誰も思いもよらなかっただろう。
ネオンのシーンを確認するために、買ったまま積んであった「台北ストーリー」のパンフレットをめくったら、最後に主演の侯孝賢と、共同脚本の朱天文の対談が掲載されており、台湾ニューシネマの始まりの頃、(エドワード・ヤンも含め)いつも一緒にいては映画の話をしたという侯孝賢の言葉の次に、朱天文が、私たちはよく”明星珈琲館”というカフェでいろんな映画の話や企画の話をしました。そしてヤンさんの家で多くの外国映画を観ました。と語っていた。
明星珈琲館、台北の老舗ロシアカフェ。昨日の日記に書いたばかりという台湾シンクロ。エドワード・ヤン的スポットでもあったらしい。珈琲とお菓子をオーダーしただけなので、次に行ったら食事しようと思う。
台湾週間

台風一過。実家近くの川が氾濫間近で、両親と昨夜やりとりし、朝は父からの「流されませんでした」の一報で目が覚めた。普段、1階にいるけれど、万が一に備えて2階で過ごしていたらしい。よかったよかった。
今週はいよいよ東京国際映画祭スタート。もう秋も半ばという実感が薄いのは、気候が冬のようだったり夏のようだったり、徐々に寒くなるという節度をもった気温低下をしてくれないせいかしら。
映画祭、今年は北米の映画を1本も観ず、アジアものが多い。今週はひたすら台湾週間。台北の原稿も書いているところだし、今日リサーチしてチェックしたのも台湾がらみだったり、台湾めく数日。
写真は、台北の老舗ロシア料理屋。台北に着いてから急に老舗めぐりスイッチが入り、googleに尋ねて辿り着いた場所。文人サロンのような歴史があり、現在も映画人の対談場所などとしてよく使われるらしい。instagramのジオタグを辿ると、まさにこのエントランスに、王家衛映画の撮影でおなじみのクリストファー・ドイルが佇んでいる1枚がすぐ出てきた。

ロシア料理屋らしく、マトリョーシカが並ぶ。鶏の表情がいいわぁ…。鶏がいるなら、あの鳥もいるのでは…?と探してみたら、

最前列にペンギンがいました。
明星珈琲館
http://www.taipeinavi.com/food/380/
様式ミックス

「牯嶺街少年殺人
原稿を書くためにあれこれリサーチしてみたら、西洋、日本、中華の様式がミックスし、台湾の素材で作られた、けれど設計は日本人による、もうなんというか台湾そのもののような建造物だった。同時に「牯嶺街少年殺人
建築もさることながら、中山堂公園に生い茂る緑の放つムード、ああ、南に来たなぁ…と思ったのだった。
映画館あれこれ

台北、西門のシネコン。スパイダーマン新作の公開で朝から賑わってた。
クリストファー・ノーランの新作が公開されるたび、国内映画館のスクリーンサイズの話題が必ず持ち上がるのが面白い。「インターステラー」の時もそうだった。「ダンケルク」で新たに情報更新したけれど、盲点だった!と思ったのは、にアジア最大級のスクリーンがあるらしい。
フィルム&IMAX!日本にはこの設備はない。スクリーンの高さ、ビル6階分らしい。その感覚、わかるようなわからないような…。
この映画館で「ダンケルク」を観た方もいるようです。
時期によっては大阪より台北に行く方が安いかも?ということもあり。この発想はなかった!と思った。そして「ダンケルク」、台北では7月に公開されたらしく、あれ?私、7月に台北にいたのに…?と思えば、私がいたのは七夕あたり、公開は7月20日だったとのこと。
映画館街で撮った写真を見返してみると、

「ダンケルク」間もなく公開!のビジュアルも、ちゃんと撮ってた。無意識のうちに。
TOHOシネマズ新宿で「ダンケルク」を観た際、知ったことに、この秋、TOHOシネマズ上野が誕生するらしい。日にちはまだアナウンスされていない。上野東急という映画館がなくなった後、上野にはオークラ(成人映画館)しかなかったはず。思い出といえば、「アウトレイジ」公開時、観に行きたいけれどメトロに乗る元気はない…でも観たい…と、せめぎあった結果、上野東急でかかることを知って自転車で観に行ったこと。ヤクザ映画の似合う、鄙びた昭和の映画館だったけれど閉館した。TOHOシネマズ上野は、松坂屋南館の建物にオープンするらしく、家からすぐそこの大通りから上野松坂屋行きのバスが出ているので、メトロに乗る元気はない…でも観たい…と、せめぎあった時に行ける映画館の誕生、ありがたい。
そして日劇の閉館はアナウンス通りながら、シャンテは存続が決まった。日比谷界隈の昨今の大規模工事は、東京ミッドタウン日比谷という商業施設の建設で、その中にTOHOシネマズ日比谷がオープンするとのこと。上野は無理でも、東宝お膝元の日比谷には是非、台北に負けないIMAXを!東京国際映画祭も六本木ではなく日比谷に会場を移してくれたら便利で嬉しいな。
映画館がじわじわ私に近づいてきてくれている…ありがとうありがとう。
夏の想い出

今朝、ドアを開けて外に出ると、空気が秋だった。家に帰ると、注文していた「ヤンヤン 夏の想い出」のパンフレットが届いており、オフィシャルに夏は終わったらしい。信じられないけれどこの映画、ロードショーでは見逃している。映画館に行く時間がどうしてもとれない時期だった。
監督のQ&Aはあるものの、驚くほど読むところが少なく、けれど写真が美しい。あの映画なら、どのショットを使っても美しいパンフレットになるだろう。

台北でなぜか古い西洋料理屋に入り、なぜかカレーを食べた。食後のコーヒーに西瓜が一切れ添えられていたのが、今年の夏の想い出。
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