Cinema memo : エヴァ・グリーン

一気に夏めいた東京。梅雨、中休みと言わずこのまま明けて欲しい。発作的に暑い日・水辺という大好きなシチュエーションを脳内が求め、該当する写真を探してみると、何年か前の夏の北京を引き当てた。みんな大好き、后海界隈。私も好き。

この日はここ数年で体感温度がもっとも高かった日で、空港に向かう前に名残惜しく、后海のほとりにある茶館へ。何の部屋?と聞きたくなる広い書斎のような個室に通してもらい、独占状態でのんびり絵葉書を書いた。今日40度よ、今年一番の暑さ!と店員さんに言われながら、熱いお茶をすする。
話は変わり、ホン・サンス祭もまだ1本しか観ていないけれど、4本のうち2本は過去に観ているからのんびり追うとして、ポランスキーの新作が公開された。忙しいな、6月。
告白小説、その結末
芳しい感想がどこからも聞こえてこないけれど、別にいいの、つまんなくても。エヴァ・グリーンをスクリーンで眺められるだけで。私は『ドリーマーズ』以来、エヴァ・グリーンの魅力に嵌り、今でも『ドリーマーズ』が一番好きだけれど、
ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンド・シリーズで最高のボンドガールはエヴァ・グリーンだとも思ってる。ヴェスパーロスに陥るジェームズ・ボンドに共感しきりだった。
この夏のペンギン

4月、食事のため一瞬だけ大阪、戎橋商店街を歩いた。そして発見したのである。北極のアイスキャンデーの店を。小さい頃、ローカルCMがずっと流れていて、メロディーが頭にこびりついているけれど、店舗はここ一軒だけで、アイスキャンデーも食べたことがない。時折、誰かが手土産に買ってきてくれたアイスキャンデーは、シロクマの絵の蓬莱のものだった。
風の噂には聞いていたけれど、戎橋界隈は外国人観光客だらけで、彼らの需要に応えるためか、ドラッグストアばかり目立つ。そんな中に燦然と輝く、老舗の風格のペンギン。ペンギン!
サイトもペンギンだらけ。夢のよう…
しかし寒い夜だったので、アイスキャンデー気分は皆無だった。パッケージに魅かれてキャンデーを買った。

アイスも手作りなら、キャンデーも手作り。現在はアイスキャンデーの味の種類も増えているけれど、昭和20年の創業当初はミルク、あずき、パインの3種類だけだったそうで、その3つの味を飴で再現したもの。レトロなフォントやペンギンのイラストも創業当初のものだろうか。

蓋もこのとおり。甘党の北極!どことなく、Cinema Studio 28 TokyoのGolden Penguinにも似ている。にわかに感じる親近感…。
http://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2017
前置きが長くなったけれど、この夏、楽しみにしているペンギンは、アニメ『ペンギン・ハイウェイ』のペンギンです。しばらく情報を追わないうちに、声優は蒼井優、主題歌は宇多田ヒカルと発表されていた。豪華ペンギンである。
日比谷の前にオープンしたTOHOシネマズ上野でかかるらしく、オープン時は上野!近所!と喜んだものの、秋葉原に近いためアニメの比重が高いプログラミングで、これまで行くことはなかった。ペンギンで上野デビュー。ペンギン柄のマスキングテープが特典としてつくムビチケを買おうかと思っておるところ。8/17公開。
Cinema memo : 初夏のロメール

4月の鹿児島。島国・日本に数少ない海なし県出身だからか、海辺に行くと憧れが目の前に!の高揚と、どう振舞っていいのか正解がわからん、の困惑が混ざって挙動不審に陥る。
ヴァカンス映画といえば、のエリック・ロメール。『夏物語』『海辺のポーリーヌ』「緑の光線』『クレールの膝』…海辺で撮られたロメール映画はたくさんあれど、私の好きなヴァカンス・ロメールは『レネットとミラベル/4つの冒険』に決まり!なのは、海なし県出身ゆえでしょうか。『レネットとミラベル/4つの冒険』、ヴァカンスの舞台は海の香りのしない森めいた田舎で、暇つぶし手段も泳ぐ、海辺でくつろぐ…ではなく、自転車乗りだったり絵を描くことだったりで俄然、親近感を覚える。
と、早稲田松竹でまたロメールがかかるのかぁ、とメールマガジンを読みながら考えた。土曜からで、『レネットとミラベル/4つの冒険』も上映される。
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2018/rohmer2018.html
『レネットとミラベル/4つの冒険』は短いチャプター数篇から成る可愛らしい小品だけれど、最初の一篇『青い時間』。これはちょっともう、この世のすべての美しさがギュッと濃縮された、あまりにも映画的な映画で、すべての人類に鑑賞を推薦したい。言葉もずいぶん有能な道具だけれど、映画にしか描写できないものはある、と確信する十数分。
渇望


鹿児島空港、イームズのシェルチェア。使い込まれているところが良かった。椅子は道具。
もろもろの事情でむこう数ヶ月、先の予定を立てることが難しく、旅に出られなさそうなことが確定しつつある。台南も富士山リベンジもこの夏はおあずけか。目先の映画と、仕事をぐいぐい進捗させることを楽しみに(やけくそ)。
映画メモ。小津4K特集のビジュアルが素敵。原稿のために『秋日和』を再見するつもりだったけれど、ラインナップに入っていない。それ以外の小津を今は渇望してないから、チラシだけもらってこようかなぁ。
http://cinemakadokawa.jp/ozu4k-115/
空腹状態での食事が美味しいように、映画も観たいと渇望している時に観るのが一番美味しいと思う。ので、最近は特集上映も、今はその気分じゃない…と思えば見送り傾向。
Cinema memo : BURNING

カンヌの港を背景にしたフォトコールの写真、暖かい街特有の光が綺麗で、どの俳優も監督も他の写真で観るよりさらに美しく見える。
コンペの選出作品を知った時はピンとこなかったけれど、韓国のイ・チャンドン監督『BURNING』、村上春樹『納屋を焼く』の映画化なのだなぁ。読んだのが昔すぎてあらすじも覚えていない。これは日本で公開されそう。
お?と思ったのは、記者会見でメガネをかけてる俳優、素敵じゃない?と思ったから。流暢な英語を話すと思ったら生まれは韓国だけれど、育ちはアメリカ、ドラマ『ウォーキング・デッド』でブレイクしたらしい。スティーヴン・ユァン。ドラマを観る時間はなかなか作れなさそうだから、ひとまず出演しているという映画『オクジャ』を観ようと思う。
Cinema memo : Chang Chen!

どこにもピントが合っていない新緑の写真がこちらです。
審査員の半数以上が女性という今年のカンヌ。好きな女優ばかりで眼福というのも、今年のカンヌの映像を観るのが楽しい理由。そして審査員には台湾から張震(チャン・チェン)!台湾からのカンヌ審査員選出はエドワード・ヤン、スー・チー、アン・リーに続く4人目なのだとか。みなさん選出も納得の知名度。
オフィシャルyoutubeに更新されていた、珍しく英語を喋る張震がこちら。張震、どの年代でも年齢相応に見え、そして美しさは変わらないのが素晴らしい。
Cinema memo : Cold War

今週はずっと、時間に隙間ができるとカンヌ映画祭公式youtubeをチェックしていた。
日本で公開されるかわからないし、公開されても覚えているかわからないし、まるでトーンの違う邦題が与えられて見過ごす可能性も高いけれど、カンヌのコンペで観たいと思ったものをメモして未来の私に申し送り。
ポーランドのパヴェウ・パフリコフスキ監督。名前は覚えていなかったけれど(複雑で覚えられない…)、『イーダ』の監督と知って俄然観たくなった。『イーダ』同様、とても端正な映像。
https://www.festival-cannes.com/en/festival/films/zimna-wojna-cold-war
『イーダ』はこちら
http://mermaidfilms.co.jp/ida/
監督インタビュー
https://www.cinematoday.jp/news/N0100762
「現代は、皆すごく気が散っているから。人々は常に携帯を見ていて、たくさんのイメージと情報に囲まれていて、雑音だらけ。そんな時代に、自分たち以外の世界は存在しないと思うような恋に落ちる人を想像するのはすごく難しい。本作で描いた時代は、人生はもっとドラマチックだった。だから僕は昔のことを描いてしまうのだと思う。雑音のない世界へのノスタルジアなんだ」
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