Cinema memo :ラッシュ

初夏のホン・サンス、公開日が発表された。公開ラッシュ。慌ただしい。
6/9 『それから』
6/16 『夜の浜辺でひとり』
6/30 『正しい日 間違えた日』
7/14 『クレアのカメラ』
2018年初夏の土曜はホン・サンス。でも、ホン・サンスとロメールは軽やかだから、1日映画館に篭って立て続けに3〜4本でも平気で観られるのよね。
『正しい日 間違えた日』は東京国際映画祭では『今は正しくあの時は間違い』と言うタイトルだった。『今は正しく…』のほうが好きだけれど。ホン・サンスとキム・ミニ出会いの1本。公開される4本はすべてキム・ミニ映画でもあるけれど、この合間にキム・ミニ以外の女優主演で『あなた自身とあなたのこと(Yourself and yours)』という映画も存在する。東京国際映画祭で観て、もう一度観たいけれど、公開されないのかな。ホン・サンス映画の大半は男性に都合が良い展開で、楽しみつつも、ケッと思うことも多いけれど(友達は夫婦で観に行って、隣で旦那さんがクスクス笑ってる気配を感じただけで、イラッとしたらしい)、『あなた自身とあなたのこと』は、女という迷宮に男がメロメロ翻弄される映画だった記憶があって、観終わった後、ホン・サンスはきっと人生が揺らいじゃうような恋をしている(知らんけど)!と思ったものよ。
『夜の浜辺でひとり』は台北で観て、キム・ミニという女優が大好きになった。ホン・サンスかつキム・ミニ無双、楽しみ。
週末読んだこの対談、今年に入ってから読んだ中でもっとも腑に落ちるものがあった。「そもそも青木さんって、北欧には興味があるんですか?そんなにないんですか?」って、みんな薄々感じていながら、誰も聞かなかったであろうことをスパッと最初に聞いているのもいい。
前篇
後篇
Cinema memo : あっちゃん

花見に誘われ、「え?もう桜、咲いてるの?」って返した。昨日は商店街の製麺所で麺を買いながらおかみさんと喋り、桜の話になったので「え?やっぱりもう咲いてるんですね?」と言ったら「満開よ」「霊園(近所の桜の名所)、今じゃお酒ダメになったけれど、昔はOKで、桜の下でおでん煮て食べたわよ」「せっかく静かに眠ってるのに、おでん食べて騒がれちゃ死んだ人もたまったもんじゃないわねぇ」とご近所今昔物語を教えていただいた。駅から家までも、オフィスから駅までも、道すがらに桜がないので定点観測できない。姿は見えないけれど、咲いたと伝え聞いております、今年の桜。
早朝から病院に検診に行くためバス停に向かい、ようやく桜を目撃。春だったのですね。知らないうちに。
バスに揺られながら読んだ、前田敦子インタビューが素敵だった。彼女のファン。
「今は大映作品をよく見ています。若尾文子さんが、すっごく好きなんです。泥沼の不倫ものや、男性を罠にはめるような作品も面白いんですけど、女性には、当時の女子の会話劇『婚期』がおすすめです。独特のリズム感が楽しいし、当時の映画独自の世界観も味わい深いです。昔の映画は、みなさん声がちょっと高いですよね。もしかしたら当時の録音技術のせいなのかもしれないですけど」
『婚期』!私も好き。若尾文子もいいけれど、野添ひとみの印象が強い。理想の男性はジェームス・ディーンで、
『ジャイアンツ』を観て、なんて素敵なんだろうと思って調べたら、すでに亡くなっていて。ショックで母親に電話したら『当たり前でしょ、何を言ってるの?』って。
って、私の好きな俳優も亡くなった人ばかりなので、その気持ち、わかる…。
先週読み終わった小説『すべて真夜中の恋人たち』をこれから読むらしく、冬子さんのキャスティング、思いつかなかったけれど、30代半ばになった前田あっちゃんが演じてくれたら、それはそれは楽しみだなぁ。
本棚の不動の位置に、好きな映画本として『前田敦子の映画手帖』が並んでいるのだけれど、小難しいこと何も書かず、純粋に好きな映画をキャッキャッ語っていて最高。けれど映画選びは、情報が入りすぎないように予告篇も観ず、ポスターで選ぶらしく、情報も薀蓄も山ほど集まるだろうに、自分の感覚だけスパッと信じていて潔い。自分の言葉を持つって簡単なことではないけれど、このインタビュー、素直ですんなりしていて、ハッとするものがあった。『素敵なダイナマイトスキャンダル』、さほど興味はなかったのだけれど、あっちゃんが出ているなら観に行かねば。
前売券

私がGolden Penguin Award 2017を捧げた『泳ぎすぎた夜』、前売が届いた。
http://cinemastudio28.tokyo/goldenpenguinaward_2017

おさかなキーホルダーの特典つき。映画の中に登場する絵。かわいい特典で嬉しいな。ヴィヴァルディ「春」が大音量で流れるシーンがあった。4月、あの「春」をまた大音量で聴けたら、いよいよ春の訪れを実感することでしょう。
4/14公開
そしてイメージフォーラムにも近代化の波到来。オンラインチケットシステムが導入されるらしい。嬉しいのだけれど、前売を買った場合、オンラインでは指定席確保できないから、どうしたらいいの。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/news/1541/
Cinema memo : 初夏のホン・サンス

あまりにもな連続っぷりに心がヨレヨレになり友達に、今年に入ってから立て続けに壊れたり終わったりしていくんだけど…?と漏らしたら、お参りに行くが良いと言われた。そういえば初詣は奈良で行ったけれど、東京に戻ってから根津神社にも神田明神にも結局行っていない。明日は雨らしいけれど、根津神社に行くかな。
遠くに楽しみを設置しておくことは、心の拠り所として有効です。
ホン・サンス、日本での公開に向けサイトができていた。
それから
http://crest-inter.co.jp/sorekara/
クレアのカメラ
http://crest-inter.co.jp/sorekara/crea/
「夜の浜辺でひとり」を台北で観た時、韓国映画を中国語字幕で観る状況が初めてだったので、場内が暗くなる直前に変に緊張し、理解できるかしら…(言語的に…)?と一瞬怯えたけれど、ホン・サンス映画なのだから、だいたい男は映画関係者で、女はその周辺にいる職業(女優や映画関係者)、男に家庭があって、2人は関係するけれど、責任をとるとかとらないとかそういう話ではない、という物語だろうから、きっと大丈夫!と自分に言い聞かせて臨んだところ、実際そんな話だったし、まだ見ぬ「クレアのカメラ」のあらすじを読んでみても、そんな話なのだろうと思う。けれど、なんだかどれも全部違って、追い続けてしまうホン・サンス・マジック。楽しみな初夏を心の拠り所として設置。
Cinema memo : 春はルビッチ

去年の夜桜と、夜桜のようなワンピース。足の血管の浮き出っぷりが鳥類のようで、去年の私の栄養状態がいまさら心配。
春はルビッチ。去年の春はシネマヴェーラでルビッチ・タッチⅡに通ったよなぁ…と、天国のような日々を思い出していたら、メゾンエルメスからメールが届き、le studioの4月のプログラム、ルビッチ「生きるべきか死ぬべきか」!やっぱり東京の春はルビッチ!
http://www.maisonhermes.jp/ginza/le-studio/archives/703706/
あらすじを読んでルビッチ記憶を召喚してみたけれど、これも妻が不倫する系の物語なのに、ヘイズコード施行後のアメリカでOKだったのは何故だろう。ナチスをコケにするっぷりの洒脱さに気をとられて、不倫設定が目に入らなかったのかしらん。まさかね?
この映画、後にメル・ブルックスがリメイクしており(「メル・ブルックスの大脱走(1983年)」という邦題)、そちらも観たけれど、さっぱり面白くなかった。何故かメル・ブルックスの映画を薦められがちだけれど、何が面白いのかさっぱりわからない。それに、この物語はアメリカに渡った後、ナチスによってドイツ市民権が剥奪されたベルリン生まれのルビッチが撮ってこそ、笑いの裏にある反骨精神と切実さが胸に迫るというもの。
ルビッチ派として、断固オリジナルの「生きるべきか死ぬべきか」を推していきますよ。春はルビッチ!
Cinema memo : この夏のアニメ

御茶ノ水駅。若干イラッとする表情のペンギン。自分の可愛さわかってる感。あざとい…(と思いながら、しっかり写真に撮る…)。
本屋で表紙を見かけるたびに気になっていた小説が映画化されると知った。夏には、このアニメを映画館に観に行こう。
ペンギン・ハイウェイ。8月公開。メモメモ。
Cinema memo :丸ピカ

写真フォルダをみていたら、去年の今日頃は、誰かの原稿にあったブレッソンの言葉の出典を調べるため、本棚にあった「シネマトグラフ覚書」仏語版を5年ぶり3回目ぐらいに開いていた自分がいた。日本語版もロングセラー映画本。これを訳した人は凄いなぁ、と毎度思います。
イーストウッドの最近の映画をあまり観ていないけれど、公開中の「15時17分、パリ行き」が、実話を当事者本人が演じる映画と知って、俄然観たくなっている。本人が本人を演じる、手荒で果敢な過去の乗り越え方映画の系譜なのだろうか。
http://wwws.warnerbros.co.jp/1517toparis/
丸の内ピカデリーでかかってるのかぁ…とスケジュールをチェックしてみたら、

「15時17分」スタートの上映、あった!丸ピカって、クリストファー・ノーラン映画をきっちりフィルムで上映したり、こういう粋なところあるよね。上映回が減らないうちに、15時17分の回で観よう。
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