Week End

北海道土産のアスパラカントリークッキー、ほんのりチーズ味。お酒にも合いそうなほどよい塩気が美味しかった。千秋庵のお菓子、どれもパッケージデザインがいい。「スキー板を履いた熊が鮭を背負う姿」がレリーフになったお菓子の名前が「山親爺」って、なんちゅうセンス。
ジャンヌ・モローに続き、ミレーヌ・ダルクが亡くなったそうで、ニュースを読んで、フィルモグラフィもチェックした。画面に登場すると、何を着ても似合う身体ばかり目で追ってしまう人だった。ゴダール「ウィークエンド」が記憶に残っているけれど、強烈な渋滞シーンばかり思い出し、ミレーユ・ダルクの欠片は記憶のどこに。
夏の想い出

今朝、ドアを開けて外に出ると、空気が秋だった。家に帰ると、注文していた「ヤンヤン 夏の想い出」のパンフレットが届いており、オフィシャルに夏は終わったらしい。信じられないけれどこの映画、ロードショーでは見逃している。映画館に行く時間がどうしてもとれない時期だった。
監督のQ&Aはあるものの、驚くほど読むところが少なく、けれど写真が美しい。あの映画なら、どのショットを使っても美しいパンフレットになるだろう。

台北でなぜか古い西洋料理屋に入り、なぜかカレーを食べた。食後のコーヒーに西瓜が一切れ添えられていたのが、今年の夏の想い出。
長い

最近の映画って長くって、上映時間をちゃんと確認しないと、うっかり3時間だった!など、よくある。撮影がフィルムからデジタルに移行したことが主な理由なのかしら。以前は2時間半だともう長かったけれど、昨今それが普通な感じ。そして長い映画でも休憩が入らなくなったのは、フィルム上映だと必要だったリール交換が、デジタル上映だと要らなくなったから…なのかな?
PFF(ぴあフィルムフェスティバル)のサイトを見ていて、
「映画の闘い/闘いの映画」のラインナップ、魅力的だけれど、まぁどのプログラムも長いこと長いこと。
https://pff.jp/39th/lineup/eiga-no-tatakai.html
先日、イメフォで「立ち去った女」の予告篇を観て、興味を持ったけれど、228分…。最近の映画ではないけれど「悲情城市」「牯嶺街少年殺人事件」、観終わった後の充実感も凄いでしょうが、所要時間も長いね。このプログラムは「仁義なき戦い」4本立てという魅惑の上映もあって、東京の映画好きにスケジュール調整能力が求められている。
今日の日記にはオチがありません。写真は台北、侯孝賢プロデュースの映画館。
THE PEARL NECKLACE

ユペール主演「ELLE」を観るために日比谷に行った帰り、そういえば、と思い出して銀座4丁目のミキモトへ。7階ミキモトホールで「THE PEARL NECKLACE」の展示中。ネックレスをモチーフにした会場デザイン、特に照明が美しい。

これもネックレスと呼ぶのかしら。襟のようなデザイン。

ルビッチ女優たちが身につけてそうな瀟洒さ。
そして私のお目当てはこちら…

1954年、マリリン・モンローが夫のジョー・ディマジオと新婚旅行で日本を訪れた時、ディマジオがプレゼントしたというパールネックレスの実物。粒が大きく、長さは首にぴったりめ。モンローに似合いそうなバランスをディマジオが熟知していたのか、ふたりであれこれ試して選んだのか。

ボックスの蓋裏にあるブランドロゴのフォントもクラシカルで素敵。

着用写真はこちら。胸元の開いたトップスを着ることの多いモンロー、少しでも長いと胸や襟とぶつかってもたつきそうだものね。
会場にもあった「THE PEARL NECKLACE」というビジュアルブックの発売を記念した展示だそう。8/28(月)まで。
https://www.mikimoto.com/jp/news/170630/01.htm
銀座→新橋

仕事をさっと切り上げて、銀座へ。Apple Store Ginzaで、是枝監督と脚本家の坂元裕二さんのトーク。あれこれメモしたので後ほどまとめます。観る予定じゃなかった是枝監督の新作、俄然観たくなった。広瀬すずちゃんも出るって初めて知ったし。
夜の銀座をブラブラと新橋方面へ。資生堂パーラーの壁面にゴージャスなペンギンがいた。ちょっとちょっとペンギン、ずいぶん高級そうなもの飲んでるじゃないのさ!

新橋駅前ビル1号館へ。館内mapが古いSF映画みたいな情緒。丸の内で働く友だちに連れてきてもらって以来、新橋駅前ビル好き。私は一軒めは「餃子屋とん吉」によく行きます。ハイボール飲みながら札幌在住の友だちの到着を待つ。

餃子を食べ、はしごしてお酒を飲んでおしゃべり。友だちからプレゼントしてもらったPilot Kakunoは、薄いゴールドでCinema Studio 28 Tokyoの名入れがしてある!28グッズ!手土産にペンギンアイテムはあるかしら?と文具屋に行ってみたら、名入れイベントをしていたのだそう。Pilot Kakuno、愛用しており、ニブ太めのグレーの軸のを紛失したのか今週見当たらなくて、新しいの透明軸で買おうかな?って思っていたところだったの。テレパシーって札幌まではるばる伝わるのね。
友だちは札幌で、お兄さんと「天ぷら こばし」という天ぷら屋さんを営んでいます。出張や旅行で札幌に行くたびに伺っていろいろ美味しいものいただいた思い出…。なんと、NY TIMESに載ったのだとか!掲載されたことで、海外からのお客様がぐっと増えたのだそう。28読者のみなさま、札幌に行かれる際は美味しい天ぷらを是非…!
NY Times 36 hours in Sapporo
https://www.nytimes.com/interactive/2017/03/09/travel/what-to-do-36-hours-in-sapporo-japan.html?_r=0
天ぷら こばし
http://www.geocities.jp/tenpurakobashi/
そしてちょっと前にチェックしていた北海道の大黒座という映画館、友だちは行ったことあるそうで、家族で経営していて、看板猫がいるんだって。いつか行って、映画を観て、猫を撫でまわしたいわ。
Gymnopédies

サーバー引っ越し作業の間、cinemastudio28.tokyoにアクセスすると、この画面になる時間があって、理由はわかってても、ヒヤッとした。心臓に悪い数字ランキング上位。
音楽に疎いので、映画に流れる音楽の話をしていて、それは気がつかなかった!と目から鱗が落ちることが多く、最近驚いたのは、スターウォーズは有名なテーマ曲がたくさんあるけれど、本篇もずっと、最初から最後まで物語の後ろで途切れなく音楽が流れてるって音楽家の友人が言ったこと。え、それを知って観るとミュージカルみたいって思うのかな。
クラピッシュの「PARIS」はずっとサティが流れている映画、と言ったのはピアニストの友人。その後すぐ「ロスト・イン・パリ」を観たら、こんな場面でジムノペディが流れるんだなぁって耳に引っかかる場面があって、しばらくサティと映画のことを考えていた。
音楽にはいつまでも詳しくなる気配がないけれど、周りに詳しい人が揃っているからだと思う。歴史も然り。
CAFE GARBO

いただいた原稿を読み、取り上げられている映画、観たことがあるけれど記憶が薄い。再見していろいろ確認したり、思い出したりしたいと思ったけれど、DVDも廃盤になり、レンタルでも出回っていない観るのが難しい映画なのだった。「牯嶺街少年殺人
観ることが叶わないから、シナリオを読んで映画を思い出すなんて、この時代になんて古めかしいことをしているんだろう。むしろロマンティック。貪るように映画を観始めた時、東京に比べ京都で観られる本数は限られていたし、レンタルも今ほどタイトル数はなく、観たい映画がソフト化されているとも限らなかったから、私に残された数少ない手段のひとつは、学校の図書館にある、誰も借りた気配のないピカピカの世界/日本映画シナリオ集のようなタイトルの分厚い本を借り、監督、スタッフ、俳優の名前を確認し、シナリオを読みながら頭の中で映画を上映することだった。涙ぐましい健闘っぷり、なんという飢餓状態。あの時、勝手に脳内上映した映画のいくつかは、未だに実物を観ていない。酷い妄想癖はあの時、鍛えられたようにも思う。
いつでも観たい映画がすぐ観られるって、なんて素晴らしいの。そして、なんてつまらないの。いつか観られますようにと願った時から、映画との蜜月はもう始まっている。人とだって、会えない時間が愛育てることってあるでしょう。
話を戻して。パンフレットの広告に、CAFE GARBOというのがあって。

ガルボに会える。ガルボで会える。
1920〜30年代、ハリウッドに君臨した大女優”グレタ・ガルボ”を知っていますか?その理知的な美貌と、研ぎすまされた感性は、今だに伝説として語り継がれている程。現代を生きるあなたにも、そんなガルボになってもらえるひと時をと誕生したのがCAFE GARBOです。映画の街日比谷にて、昼下がりの息ぬきをコーヒーで、映画の心地よい余韻を軽い食事などで楽しんで…。あなたも主人公になってください。
ガルボに会えるだけじゃなく、ガルボになれるんです。これは96年発行のパンフレット。インターネット普及前夜のこういう、ずいぶん大きく出たね!って大胆さを讃えたくなるコピー、素敵です。ガルボになれるってことはニノチカになってルビッチに演出もされる…うっとり…。

そんなガルボのメニューがこちら。やっぱり「伯爵夫人のババロア ¥1,000」かしら。大きく出なきゃ。
CAFE GARBOは、日比谷シャンテの1階に存在した店なんだなぁ、と知ると同時に、シャンテで映画を観ることもタイムリミットが迫っていることを思い出し、急速に寂しくなった。
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