IMAX
写真は以前『DUNE デューン 砂の惑星 PART1』を観た時のもの。グランドシネマサンシャイン池袋。シアター12は日本一大きなIMAXスクリーンでサイズは幅25.8m、高さ18.9m!
いつも前方の座席に座るけれど、スクリーンサイズを考えさすがに中央にした。前方はほとんどベッドのようで、寝転んでもスクリーン全体を視界におさめるのは難しそう。中央でも、自分の足の下にもスクリーンが広がって映画世界を浮遊している気分だった。ここ以外のIMAXスクリーンサイズでは『DUNE』の画面はトリミングされるだろう。
3月『DUNE デューン 砂の惑星 PART2』と『オッペンハイマー』が公開され、IMAXで観るべき大作だから池袋が候補地。懸念としては池袋という街がやや苦手なこと。ああいう斜めに道路が走りまくっている街は、碁盤の目の古都育ちには目的地に辿り着くのが難しく混乱する。とはいえ、せっかく観るのに不完全なIMAXではもったいないので迷いつつ無事、上映時間に間に合うことを祈ってください…
こちらの記事ご参照。高さビル6階分のスクリーン!
音楽
国立映画アーカイブ2024年ラインナップがリリースされ、チェックすると、
「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」特集が楽しみ。真鍋理一郎の名前もある。
Cinema Radio 28の28の質問に「好きな、もしくは印象的な映画音楽や主題歌を教えてください」というものがあり、自分なら何?と考えて、川島雄三監督『洲崎パラダイス 赤信号』(1956年)の音楽かも?と思い出し配信で観た。
記憶の中で童謡の、♪かわいい かわいい さかなやさん♪が流れる場面があり、童謡のかっこいい使い方だなぁと印象に残っていたけれど、その場面だけではなくすべての音楽がかっこいい。不穏さも苦さもあるけれどカラッとしてて、それって『洲崎パラダイス 赤信号』そのものでは!音楽は真鍋理一郎。
真鍋理一郎を軸に古い映画を観てみたいなぁと思っていたので、嬉しい特集上映です。
ロス
大河ドラマ『光る君へ』、しっかり直秀ロスになり、鳥野辺って京都のどのあたり?って調べた。清水寺南側、あの緑緑したところか。
直秀役の毎熊克哉さん、初めて認識したのは小路紘史監督『ケンとカズ』(2015年)だと思う。私が観たのは翌年ロードショー時のユーロスペースで。監督や俳優陣が毎日のように登壇して上映を盛り上げていた。
何でも質問をどうぞ!と言われ、あまり手が上がらなかったので、んじゃ質問してみるか!と、映画中に登場する凶器の選択について何故それを選んだのか質問した気がする。『ケンとカズ』はヤクザもので、確か銃が登場したと思うけれど、当時の私はジョニー・トー監督の黒社会もののバリエーション豊かな凶器に興味津々で、銃撃戦が有名なジョニー・トーだけれど例えば『エレクション』は小刀とかクラシカルな凶器が登場するのが興味深いな、どんな効果を狙ってそれぞれの凶器を選択するのかな、と思っての質問だったけれど、最初から銃しか想定していなかった、他の選択は考えなかったって監督が答えてくれたような気がするな。….思い返すと、その質問何なん(数年越しのツッコミ)。
写真、左端が毎熊さんです。直秀…若くて初々しい!『ケンとカズ』、見応えある映画なので是非。
異人たちとの夏
休館前の山の上ホテルにあった昔のメニュー、フレンチレストランのディナーコースが1000円/1500円、ビール大瓶200円。物価って着実にじわじわ上昇してるのだな、と思いながら撮った1枚。
ayaさんがラジオでお話しされていたアンドリュー・ヘイ監督『異人たち』は近日公開で、山田太一『異人たちとの夏』が原作。松竹のYouTubeで大林宣彦監督版『異人たちとの夏』(1988年)が太っ腹なことにフル公開されている。期間限定、3/14まで。ずいぶん前に観たけれど、すっかり忘れているものですね。
Cinema Radio 28もあわせて是非。
構図
胡蝶蘭、2ヶ月以上咲いている。長持ち。
『関心領域』の予告編が公開されたので観た。
ジョナサン・グレイザー監督、日本でもお馴染みのジャミロクワイ『ヴァーチャル・インサニティ』のPVを監督した人で、構図に好みが出てる!と久しぶりに観たら懐かしすぎた。
弥生
山の上ホテル、薔薇の照明。
3月、続々と公開される大作が楽しみ。さらに国立映画アーカイブの和田誠さんの展示、忘れずに行かねば。3/24まで。
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/makotowada2023/
桜の季節に楽しみにしている国立近代美術館の春まつりも。今年も展示される菊池芳文《小雨ふる吉野》を観て毎年、春を実感している。
https://www.momat.go.jp/events/20240315
冬の最終日
3月から春と区切っているので、2月末日は冬の最終日。写真のアーカイブから冬らしい写真を。2019年冬、寒い時期に寒いところに行きたくて映画『きみの鳥はうたえる』のロケ地・函館へ。これは函館から札幌に向かう特急に乗るところ。
車窓から冷え冷えとした冬の海がずっと見えて、暖かい車内から見られて幸せだな、と思っていたら、
停車したのが「森」という駅。どこが森やねんってツッコミを入れた瞬間。
映画に登場した居酒屋「杉の子」は残念ながら数日の休業中で、
代わりに見つけた「滋養軒」という老舗ラーメン屋で食べた塩ラーメン、人生で一番美味しいラーメンだったかもしれない。
『きみの鳥はうたえる』、函館の短い夏の物語だから、また行くなら次は夏。
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