中影

台北電影節(映画祭)のメイン会場、中山堂の広場に停められていた車。中影股份有限公司の車!映画の製作・配給会社で、李安(アン・リー)、侯孝賢、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)、楊德昌(エドワード・ヤン)等々、日本でも人気の高い台湾の監督の映画の製作はだいたい中影という印象。「牯嶺街少年殺人事件」リマスタ版のブルーレイ・DVDがここから発売されるので会社のサイトをチェックしていたので、ミーハー気味に撮影。
「牯嶺街少年殺人事件」リマスタ版のブルーレイ・DVDは台湾で最近発売され、昨日書いた侯孝賢プロデュースの映画施設のショップでDVDを手に取ったのだけれど、台湾と日本はDVDのリージョンが違うのでNG。ブルーレイは形式が同じらしいけれど、その場になかった。他で見つけられるかな、と思ったけれど、他では見当たらなかったな。ブルーレイはそのまんま、藍光という単語らしい…とインスタで学んだ。日本でもそのうちソフト化されそうな気がするけれど、中国語字幕で観てみたいので、次に台湾に行くことがあれば藍光を探して買おう。
話は変わって、映画は好きだけれど、美術館で流れているような映像を使ったアートとか、MV全般を観る集中力が皆無で、映像分野で私が観られるのは唯一、映画だけ。自分の中で何が違うんだろう?って不思議なのだけれど、昨日からこのMVばかり何度も観てしまう(What you got)。謎の中毒性。
没後10年

台北、こちらの建物は侯孝賢プロデュースの映画関連複合施設「台北之家」。アメリカ大使館だった建物をリノベーションしたらしく、カフェやバー、もちろん映画館もあり、雰囲気ある場所だった。観たい映画がかかってなくて、映画館には入らなかったけれど、ショップで少し買い物をした。
こちらでもらった映画の上映スケジュールを見ていると、系列映画館が台北の別の場所にもう1箇所あり、7/14から週替わりで没後10年の節目にエドワード・ヤン特集が始まったらしい。

1本目が「海辺の一日」、その次が東京でもリバイバル中の「台北ストーリー」(去年のフィルメックスで観た)、最後に「ヤンヤン 夏の思い出」。フィルムが修復されたらしい。「海辺の一日」はエドワード・ヤンの長篇第1作で、東京で滅多にかからない。私は1度だけ、亡くなった年(2007年)の東京国際映画祭の追悼企画で観たっきり。その時に観られたのもずいぶんラッキーなことで、それから一度も上映されていないと思う。他の映画に比べてピンとこなかったけれど、予告篇を観ると、改めてまた観てみたいなぁと思う。東京でもかかりますように!
光點華山電影館で上映中。女性陣の髪型に80年代を感じるわ。
http://www.spot-hs.org.tw/movies/MovieDetail.asp?MovieId=586
インスタを見かけた、前売りチケット等のデザインも素敵だった。
早稲田松竹

早稲田松竹、ずいぶん久しぶり。そしてこんなに混んでいる早稲田松竹は初めて!というレベルで混んでいた。10時半からの上映に、9時45分ごろ到着すると、もう50人ぐらい並んでいた。
「哭声/コクソン」と「お嬢さん」2本立て。「お嬢さん」は2度目。1秒たりとも観客を退屈させてはならぬ!と高らかに宣言するかのような韓国映画の心意気。妙に内省的な映画より、こういうサービス精神旺盛な映画を観ると、私の中の関西人細胞が活性する。ウジウジした映画観るとすぐ疲れちゃって、どうでもいいよアナタのことなんてってすぐ思っちゃうもん。
初回から満席立ち見なのに(どちらも2時間半の長い映画なのに…)、みんなスクリーンに集中しているのか客席は水を打ったように静か。そして座って観ていただけなのに運動後のような、プールの後のような身体の重さを感じて帰宅後、気絶気味にバタッと寝た…。
早稲田松竹のいいところは、最前列からスクリーンまでの距離が広めで、最前列で観ても身体が疲れないことです。前に座る族としては、座席とスクリーンの距離、大事。
観たい方には、朝早めの到着をオススメします。明日も混みそう。
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2017/ojosan_kokuson.html
揺蕩う

起きて外に出ると、昼の世界が光で真っ白。アイスが枯渇していたので、この間くじ引きで当てたパルムをもらいに行こうとセブンイレブンまで歩く。アイスケースにチョコミント氷があったのでそれも買う。嬉しくて帰りがてら道ばたで写真を撮ったら、光と影の陰影が真夏だった。間もなく梅雨も明けるだろう。隅っこに写ってる手とアイスの影が猫みたい。
台北で観た2本の映画…「ミレニアム・マンボ」と「夜の海辺で一人」と、行きの飛行機で読み始め、東京で読了した柴崎友香「寝ても覚めても」が、どれも女の人が居場所をどんどん変えて揺蕩う物語で、なんとなく自分のムードに寄り添っており、この気分から抜け難く、しばらく浸っていたい。そんな物語ばかり摂取したのはまったくの偶然だけれど、自分が引き寄せたようにも思う。
けれども早稲田松竹、これは混むだろう!と予測した2本立ては案の定混んでいるようで、立ち見を避けるためには、揺蕩う気分から抜け出し、早めに電車に乗らねば。1日に何本も映画を観る映画好きって、気分の切り替えが早い人が多そうで(私も時々ハシゴするけれども)、この気分にもうちょっと浸っていたいなんて時は、皆さんどうしてるのかしらね。
遭遇

台北の中心あたり、中山界隈を歩いていると、見慣れた人と目があった。…北野武!こんなところで何を…?

スーツケースの「RIMOWA」のイメージキャラクター、台湾では北野武なのね。中華圏では北野武なのだろうか。広い中華圏、どこまで勢力を広げているのだろう。ご活躍を、知らないところでも稼いでたんですね!と思うと同時に、2017年上半期、最も貪り読んだ本はビートたけし「顔面麻痺」だったので、以来、北野武/ビートたけしを見かけるたび、私が今こうやって見られるのも、北野武/ビートたけしが生還したからだよなぁ…と、しみじみした感慨がついてまわるようになった。
台北で北野武を見かけるのも、今朝「アウトレイジ 最終章」の映像を観て、楽しみで血が湧きたったのも、死の淵から北野武/ビートたけしが生還したからであるよ…。ほんま、生きてるだけで丸もうけやで…。
公式サイトの「作品情報」に人物相関図が追加されていて、この人とこの人が同じ組!と、通勤電車で見つめてしまった。
続・西門映画散歩

台北、西門の映画館街。古いビルの2階?にあるらしいU2電影館。ここで映画を観たなら、帰りは1階の「台北牛乳大王」で映画を反芻しながらぼんやり何か食べる…が、ひとつの建物でできて便利そう!と思いながら撮った1枚。
中華圏で撮った写真って、その場にいると感覚が麻痺しちゃっているけれど、後で見返すとつくづく街に赤が多いな、と思う。
昨日知ったけれどこの週末、日本は3連休!久しぶりに早稲田松竹へ行き「哭声」「お嬢さん」のハイカロリー2本立てを観る予定。混みそう!どちらも長くって、朝から観て終わるの夕方。
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2017/ojosan_kokuson.html
高田馬場駅を越える必要があるので2本だての休憩時間では行って戻ってこれないけれど、早稲田松竹に行って小腹が空いたら時々行くのは、バインミー☆サンドウィッチ。美味しくっておすすめのトーキョー・シネマ・フード。映画館に通う人って、それぞれお気に入りの映画館周りのレストランや食べ物調達箇所があって、そういう情報交換って楽しいのでは!
西門映画散歩

台北、西門は映画館街でもあるらしく、中山堂での上映が始まるまでの時間潰しに、ぶらぶら歩いた。google mapを見ると「台北市電影主題公園」とある。電影=映画なので、何かしら?と向かってみる。着いたら、何がどう映画?と探しても何も見つからないようごく普通の公園だった。あるいは朝9時半だったので、まだ映画らしさが起き上がっていなかったのかもしれない。
けれども、公園に向かう途中の路地に、?!という看板を見つけて近づく。

花様年華餐坊!むしろこちらが電影主題ではないかしら。「花様年華」は物憂げな色気溢れる映画だったけれど、こちらの花様年華は卡拉OK(カラオケ)設備完備をアピールする陽気な店…なのかもしれない。
往復の飛行機で読んでいた「寝ても覚めても」を昨夜読み終わり、頭があの物語でいっぱい。
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